【独立リーグ】資金難と人材難 将来的な再開にも疑問符 - MSN産経ニュース

ＪＦＢＬがわずか１シーズンで、リーグとしての活動を休止することを正式発表した。壁矢代表はリーグ運営会社を存続させることで、将来のリーグ再開の可能性を強調したが、独立リーグを取り巻く環境を考えると、その言葉にも疑問符がつく。 リーグの観客動員数を見ると、三重の主催２４試合の１試合平均は４７５人、大阪は同２３試合で２６３人。球団経営には年間で１億円、月９００−１千万円の運営費が必要で、一般の入場料を１０００円に設定しているＪＦＢＬでは、１試合１５００−２千人を動員しなければ収支が安定しないが、その目標値を大きく下回っている。 特に大阪の場合、今年６月に８選手の野球賭博への関与が発覚し、スポンサーの大半が撤退。コストを削減するため、球団経営にフルタイムで携わる職員は宮本球団社長を含めても２人しかおらず、「これでは、営業活動を展開するにも限界がある」と同社長。資金難からスタッフを削減し、これが肝心