ニホニウムｎｉｈｏｎｉｕｍ誕生へアジア初の新元素１１３番元素Ｎｈは超重元素の構造の理解に貴重な知見、理研仁科加速器研究センター

化学に関する国際機関、「国際純正・応用化学連合」 （ＩＵＰＡＣ）は、「１１３番元素」について、 「ニホニウム」、元素記号案は「Ｎｈ」と 日本時間の８日午後１０時半、ホームページで発表。 一般からの意見公募を経て年内にも正式決定します。 原子番号が大きいほど陽子同士の電気的な反発が大きくなり、 不安定になって核分裂を起こしやすくなります。 自然界にウランより重い原子が存在しないのは、それ以上の 原子番号の原子核は地球の寿命より短い時間で崩壊し、 安定な別の原子核へと変化してしまうため。 九州大学の森田浩介教授を中心とする理化学研究所のグループが １２年前に埼玉県和光市にある理研仁科加速器研究センターの 大型の実験装置を使って「陽子」が１１３個ある原子番号１１３番 の新しい元素人工的に作り出すことに成功しました。 １１３番目の元素について、ロシア・アメリカの研究グループも その発見を主張してい