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:::刀身の構造 - TOJIRO:Net:::
包丁の性格を表す刀身の構造 包丁の切れ味を司るものは「素材」「焼き入れ」そして「刀身の構造」です。... 包丁の性格を表す刀身の構造 包丁の切れ味を司るものは「素材」「焼き入れ」そして「刀身の構造」です。この3点が複雑にからみ合い、包丁の切れ味を示します。特に刀身の構造は包丁の性格を示す重要なものでもあります。どんなに素材も焼き入れも良かったとしても、食材に食い込みやすい断面構造を持っていなければ、切れ味は全くよくなりません。 また、食材に食い込みやすい構造を追求すると、刃先の強度が不足しすぐ切れなくなったり、刃先が欠ける可能性も広がります。それではどのような構造の包丁を選ぶべきなのでしょうか。 和包丁の構造 片刃の和包丁は形状的にはほとんどが同じ構造をしています。包丁表面のしのぎ筋(段差部分)から、刃先に至る「切刃」部の断面角度により包丁の性格が決まります。また、包丁裏面は平面ではなく凹みがあります。これは裏スキといい、裏面を研ぐ際に裏全面を研がずに済み、かつ平面が出しやすいこと、そして裏