健康なからだづく

老いて不自由な我が身を委ねるため、足を引きずりながら４人の兄弟の家を訪ねる忠男。彼に付き添う孫娘の春。２人の旅は、長くて過酷なものだ。春は甘えっぱなしの忠男を時に疎ましく思って言い合いもするけど、やっぱり２人でいることを幸せと思う。忠男は感情の赴くままに勝手なことを言うが、春を心から愛してる。老いとは？家族とは？幸せとは？。映画を見た後、様々な思いが頭の中を駆け巡り、揺さぶられた心はしばらく落ち着かなかった。 ２人は祖父と孫という関係を越えた、自分の存在を確認するために必要な同士なのだ。母が死に、父が姿を消した春にとって、祖父はたった１人の肉親。でも、祖父が母親や父親代わりに尽くしてとならないところが面白い。ときに妻や母のような暖かみを持って祖父に接する春の方が大人なのだ。 リュックサックを背負いカバンを持った春が、足を広く開いて前傾姿勢で祖父の背中を追う姿は、現在失われつつある大切なもの

[isksie]

日常生活の中で、どんな大きな病気にかかってしまう時も、必ず病気の「前兆」があるものです。 たいていの方は病気の前兆があるのに、それが大事なこととは思わないので、前兆を見逃してしまうのです。