朝日新聞デジタル：子どもの目で見た貧困・孤立 京都のＮＰＯ、動画で公開 - 社会

「貧困を背負って生きる子どもたち 仁の物語」後編から「貧困を背負って生きる子どもたち 仁の物語」前編から 【中塚久美子】子どもの目からみた貧困と孤立した暮らしを描いた物語が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている。日本では、４０人学級なら６人の子が貧困家庭で育っている計算になる。 ■中学生５人がモデル 公開されているのは「貧困を背負って生きる子どもたち 仁（じん）の物語」。ひとり親の生活保護家庭の子どもとサポートする大学生らの姿を、短文と写真と音楽で伝える。前後編それぞれ約５分半。 中学３年生の仁は母と弟の３人暮らし。母親が心の病を患って仕事も家事もできなくなり、仁が弟の世話と家事を担う。仁のひとり語りが短文で次々と画面に表れる。 《学校に行ってないんやない。学校に行っている場合じゃないんや》 孤立する仁。高校に行かず働くつもりだったが、大学生が無料で教えてくれる勉強会

[ROYGB]

“小学２年の時から、渡されたお金を持って妹とファミリーレストランに行く。家では得意の卵焼きをつくり食べる。家族で食卓を囲むことはない。”