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朝日新聞デジタル:婚外子記載拒否の控訴審、夫婦の訴え退ける 東京高裁 - 社会
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朝日新聞デジタル:婚外子記載拒否の控訴審、夫婦の訴え退ける 東京高裁 - 社会
婚姻届を出していない「事実婚」の夫婦らが、娘の出生届に「非嫡出(ちゃくしゅつ)子」(婚外子)と書... 婚姻届を出していない「事実婚」の夫婦らが、娘の出生届に「非嫡出(ちゃくしゅつ)子」(婚外子)と書くよう求める戸籍法の規定は「法の下の平等」を定めた憲法に違反するとして、国と東京都世田谷区に損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(斎藤隆裁判長)は27日、一審に続いて夫婦側の訴えを退けた。 訴えていたのは、同区に住む介護福祉士菅原和之さん(47)夫妻と次女(7)。夫婦は2005年4月、次女の出生届に婚外子と書くことを拒否。空欄で提出したが、区は受理せず、住民票も作成しなかったため、賠償と住民票の作成などを求めていた。 高裁判決は、婚外子かどうかを出生届に書かせる戸籍法の規定について「合理性はないが、明白な違憲とは言えない」とした一審の判断を支持した。住民票の作成については、次女が必要な行政サービスを受けられているため、夫婦らの控訴を棄却した。 判決後に会見した菅原さんは「憲法違