＜全国高校総体＞卓球・男子 ルーキー川上、西村 ともに２勝 | 静岡新聞

卓球男子シングルスはともにルーキーの川上（静岡学園）、西村（浜松修学舎）が２勝を挙げた。３回戦で強豪にはね返されたが、大きな経験だ。 川上は１、２回戦をストレート勝ち。３回戦は１月の全日本選手権ジュニア８強の坂根（兵庫・育英）に挑んだ。甘くなったサーブレシーブを狙われ完敗したが、「得意のラリーは互角だった」と確かな手応えがあった。 西村は卓球選手としては長身の１７３センチの体格と、高い運動能力を兼ね備える。２回戦で東北総体２位の高橋（宮城・古川学園）をフルゲームの末に破り、大器の片りんを見せた。だが、まだ荒削り。３回戦は昨年の中学王者・出雲（石川・遊学館）にストレート負けした。 ２人とも来年の目標は「ランク入り」と称される１６強入り。「同学年に負けたのは悔しい。弱点のサーブを克服する」と西村。川上も「課題がはっきりした。技術と戦術を高めたい」と意気込んだ。 このほかの記事 【速報】