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1.1.1.1 木の巡回(traversal)方法 問題によっては木を巡回しながら処理をしなくてはならない場合があります。 木を巡回する方法には4つの方法があります。 １．行きがけ順(preorder traversal) ２．通りがけ順(inorder traversal) ３．帰りがけ順(postorder traversal) ４．レベル順(level-order traversal) 図 5‑8 2分木 行きがけ順とは、次の手順で木を巡回する方法のことです。 １．今のノードに操作を施す。（表示など） ２．左の子ノードに訪れる。（訪れてこの手順を1から適用する） ３．右の子ノードに訪れる。（訪れてこの手順を１から適用する） 図 5‑8では、a,b,d,g,e,c,f,hという順番で巡回する方法です。 通りがけ順とは、