来月１日に運用開始 ブロードバンド事業 « Iwanichi online 北上地方のニュース

西和賀町が高速大容量通信環境を目指して整備を進めていたブロードバンド事業がほぼ完了し、８月１日に有線放送などの運用を開始する。東日本大震災の影響などで開始時期は当初予定より４カ月遅れたものの、町内全域に光ファイバー網を独自に整備。加入町民に有線放送サービスなどが提供されることで情報環境が格段に向上する。 山間地が多く情報環境の遅れが目立つ同町。沢内地域では旧村時代から使用の有線放送を通じて行政情報などが提供されているが、湯田地域では放送手段がないため、地域間で情報格差が生じていた。このため町は、情報格差是正と全町エリア対象の緊急・防災情報発信手段の確保などを目的に、２０１０年度にブロードバンド整備事業に関する工事に着手した。総事業費は約９億７０００万円。 光ファイバー網（総延長１６７キロ）を整備 し、町内全世帯（約２４００戸）に告知端末機の整備を目指した。告知端末の使用料金は月額３００

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来月１日に運用開始　ブロードバンド事業