ユニバーサロンリポート:音声読み上げでＷｅｂの使いやすさを診断－－筑波技術大で視覚障害学生が挑戦

視聴覚障害者向けの専門教育を実践する筑波技術大学で先月、視覚障害のある学生がスクリーンリーダー（画面読み上げソフト）を介してＷｅｂサイトの使いやすさを診断するユニークな実習講義が行われた。実習が行われたのは、パソコンの画面が見えない視覚障害者が画面情報を音声や点字または拡大文字に変換して利用できるようにするさまざまな支援技術などを研究する坂尻正次准教授が担当する情報システム学科の障害補償技術論で、当日は同大３年生の男女６人が、富士通がこのほどＷｉｎｄｏｗｓスクリーンリーダーのＪＡＷＳでの読み上げに対応したＷｅｂアクセシビリティ診断・修正ソフト「ＷｅｂＩｎｓｐｅｃｔｏｒ Ｐｒｏ（ウェブインスペクタープロ）」を使って音声ブラウザーでは分かりにくい画像中心のサイトなどをチェックした。 実習ではまず、自身も強度弱視でスクリーンリーダーの音声を頼りにパソコンを使っている富士通デザインユーザー・エクス

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"「ＨＴＭＬにｌａｎｇ（ラング）属性がありません。」との診断結果に生徒がとまどっていると"→さきがあやぶまれると思うのは私だけだろうか？