国民をだます国、日本 / SAFETY JAPAN [大前 研一氏] / 日経BP社

2004年に上梓した『考える技術』という拙著がある。このタイトルについて、わたしにこう言った人がいる。「大前さん、惜しいね。『国家が国民をだます時代になってきた』というタイトルにしたらもっと売れたのに」と。確かにその本は、そういう内容の本だった。 非常に残念なことながら、国家が我々国民をだましてきた例は枚挙にいとまがない。最近では年金問題などが話題になった。5000万件以上もの納付記録が、だれが納めたものなのか分からなくなっている。これは国家の根幹を揺るがす大事件であろうと思うが、当の社会保険庁のウェブサイトをチェックしてみると（もちろん形式的なお詫びの文面は載っているものの）、「オマエら他人事のように考えているだろう」と言ってやりたくなる白々しさがある。また先週の当コラムでも書いたように、コムスンが介護保険の不正受給を犯した背景にはお役所の体質があるとわたしは見ている。 安倍首相は年

[cagedsoul]

こんな債券、どうやってはめ込むんだよ！　債券の需給悪化→長期金利の上昇、その経済効果は増税に等しい。本当にありがとうございました。つか国ことなんかオレしらねえ。

[tano13]

退職金の積み立てがないから、債権を発行するんだと・・・

[junun]

正論。正論だから。正論故に

[nobody]

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[jazzfantasista]

準備を怠ってきた側の責任はどう考えているのだろう？地方自治体は、持てる経済力を超えた債券を発行しようとしている。公務員は、ぬくぬくと満額の退職金をもらって退職。多額の借金を残った住人たちが税金で返す。