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真贋のはざま
はじめに ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館には、カースト・コート(cast courts「石... はじめに ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館には、カースト・コート(cast courts「石膏レプリカ展示室」)と名づけられた「風変わり」な一画がある。十九世紀末にこの特別展示室が作られた当初は、「初めてモン・ブランを見たときの感動を感じる」と評され注目を集めたものだった[1]。ガラス張りの天井に届くほど高いトラヤヌスの円柱や、サンティアゴ・デ・コンポステーラの〈栄光の扉口〉の実寸大レプリカは、たとえオリジナルだけが持つとされるアウラを欠いていたとしても、観る者を圧倒するに十分な大きさである。イタリアやスペインを遠く離れた北の地で、かの有名な建築彫刻の片割れに出会うことの不思議を感じさせるすばらしい石膏レプリカが並んでいるのである[図1]。 カースト・コートは、こうした巨大建築物の原寸大レプリカを収めるため特別に設計された広大な展示室である。東西に分かれており、東展示室に