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過激な隠遁 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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過激な隠遁 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
自給自足の生活続け 生命描いた在野の画家 高島野十郎は近年再評価が高まっているとはいえ、多くの人は... 自給自足の生活続け 生命描いた在野の画家 高島野十郎は近年再評価が高まっているとはいえ、多くの人は蝋燭(ろうそく)の絵を描き続けた特異な画家と知る程度かもしれない。彼は、蝋燭の絵ばかりを描いていたわけではない。にもかかわらず、奇矯さが取り上げられるのも、彼の画業が世に知られたのは、1975年に彼が85歳で亡くなってからかなり後であり、彼は無名の画家として生きたからだ。 今年の3月に、133点(カラー図版129点)の作品を収録した『高島野十郎画集 作品と遺稿』(求龍堂刊)が出版された。図版は晩年のものから初期の仕事へと遡(さかのぼ)る構成で、最晩年の作品として「からすうり」を挙げる。年譜によれば、生前最後の個展に発表された絵だが、じつは制作年は不詳。彼が大事な絵は手放さなかったためだろう。この絵だけでも、彼が対象に向き合い、写実を超えた写実というべき世界を求め続けた、不断の意思が伝わってくる