パレスチナ 和解に向け前進 NHKニュース

パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長とイスラム原理主義組織「ハマス」との和解協議が続くなか、懸案となっていた統一政府の首相職をアッバス議長が兼任することで双方が合意し、和解に向けて一歩前進しました。 パレスチナの二大勢力である穏健派「ファタハ」を率いるアッバス議長と、ハマスの指導者マシャル氏は６日、去年から続けている和解協議を進めるため、中東カタールの首都ドーハで会談しました。 この中で双方は、発足を目指しているファタハとハマスの統一政府の首相職について、アッバス議長が兼任することで合意しました。 統一政府の首相職を巡っては、双方が譲らず、和解協議が進まない大きな要因となっていましたが、今回合意できたことで和解に向けて一歩前進しました。 パレスチナ側としては、二大勢力の和解を実現し、イスラエルとの和平交渉に一体となって臨みたい考えですが、イスラエル側は、武装闘争を掲げるハマスと一体化したパ