自民党の谷垣幹事長は、参議院選挙の1票の格差を是正するため、いわゆる合区の対象となった徳島県と高知県を訪れ、比例代表を活用し、確実に参議院議員を出すことができるような救済策を実行する考えを示し、理解を求めました。 これを受けて、自民党の谷垣幹事長は、徳島・高知両県をそれぞれ訪れ、党の地方組織の幹部と会談しました。 このうち、徳島県では、徳島県連の木南征美会長代行が「合区は極めて遺憾だ。党本部主導で、候補者の調整を行うとともに、選挙区から候補者を出せない県に配慮した具体案を早急に出してほしい」と求めました。 また、高知県では、高知県連の桑名龍吾幹事長が「地方切り捨てとしか受け取れない合区には今でも反対だ。どのような救済策があり、いつ提示されるのかを示してもらいたい」と述べました。 会談後、谷垣氏は、記者団に対し、「選挙区から候補を出せないところの救済は比例代表を活用せざるをえない。公認候補の