7月16日、米取引所ナスダック<NDAQ.O>と米金融大手シティグループは2年前、ブロックチェーン技術によって私募証券取引の決済を効率化する新システムをお披露目し、「世界の金融セクターにおける一里塚だ」(ナスダックのアデナ・フリードマン最高経営責任者=CEO)とぶち上げた。写真は3月7日撮影(2019年 ロイター/Brendan McDermid) [ニューヨーク 16日 ロイター] - 米取引所ナスダックと米金融大手シティグループは2年前、ブロックチェーン技術によって私募証券取引の決済を効率化する新システムをお披露目し、「世界の金融セクターにおける一里塚だ」(ナスダックのアデナ・フリードマン最高経営責任者=CEO)とぶち上げた。
ジュピター・アセット・マネジメントの新興市場債戦略責任者のアレハンドロ・アレバロ氏は、米連邦準備制度で見込まれる約10年ぶりの利下げは朗報ではないと言う。 「市場は米金融政策の変更をプラスに解釈しているが、それは間違っている」と話す同氏は、過去2カ月間に新興市場債ポートフォリオの資産をジャンク債から投資適格債へとシフトさせてきたという。「当局が利下げをするのは、経済に根本的な問題があるからだ。年後半は前半より波乱があると思うので、われわれはディフェンシブ姿勢を強めている」と同氏は語った。 Narrowing Spread Yield premium of high-yield EM debt over investment-grade peers is shrinking
経済産業省は17日、韓国に対する輸出管理の運用厳格化について、ツイッターの英語アカウントでの情報発信を開始した。世耕弘成経産相も自身のアカウントで日英両言語で告知した。 英語のアカウントでは、日本政府が1日に発動した半導体材料3品目を対象とした包括輸出許可から個別輸出許可への切り替えなどの措置について、安全保障を目的とする輸出管理の問題であり、外交上の対抗措置ではないことや、国際機関のチェックを受ける性質のものではないことを説明している。 Statement on "Update of METI's licensing policies and procedures on exports of controlled items to the Republic of Korea" released on July 1st - Japan has been consistently expla
フェイスブック「リブラ」計画をつぶすべきでない-IMFリプトン氏 Zoe Schneeweiss、William Horobin 国際通貨基金(IMF)のリプトン専務理事代行は16日、規制当局者が米フェイスブックの「リブラ」計画など仮想通貨に伴うリスクの抑制を「強化」する必要があるが、同計画をつぶそうとすべきではないと述べた。パリでフランス中銀が開いたブレトンウッズ会議75周年の会議で発言した。 リプトン氏は具体的なリスクとして、新たな独占が出現する可能性や、比較的弱い通貨への影響とドル化の拡大、違法活動の機会、金融安定性への脅威などを挙げた。 同氏は仮想通貨計画について、これらのリスクを見れば「つぶすべきだと思える」が、経過はもっと複雑だと指摘。「技術とイノベーションの歴史を振り返れば、最初の段階では技術がどのくらいの価値を持つかは決して分からないということが学べる。数十年にわたることも
わたしたちの1票にはどれだけの価値があるのでしょうか。国政選挙の投票は「国の行く末を決める大切な1票」と呼ばれますが、その価値を実感できない人も多いかもしれません。1票の価値をお金に換算してみるとどうなるのでしょうか。専門家に聞きました。【日下部元美、松本晃】 予算で考えると1票は570万円 選挙情報を伝えるポータルサイト「選挙ドットコム」元編集長の増沢諒さん(31)はまだ学生だった2014年、衆院選で1票の価値を「360万円」と試算して、投票の大切さを訴えました。その際に使った数式は「予算×任期÷選挙登録者数」。これに今回の参院選の数字を当てはめてみます。 19年度予算の一般会計総額は101兆4571億円と過去最大になり、当初予算としては初めて100兆円を超えました。参院議員の任期は6年。今回の参院選公示前日の選挙名簿登録者(有権者)は1億658万7857人です。
中国当局の景気支援策によって債務が再び拡大している。習近平指導部が金融リスクの抑制で直面する課題が浮き彫りになっている。 国際金融協会(IIF)が公表したリポートによると、家計と企業、政府部門を合わせた全体の債務は対国内総生産(GDP)比303%強となり、世界全体の債務の約15%を占めた。2018年1-3月(第1四半期)は297%弱だった。 対米貿易戦争による影響や人口高齢化などより長期的な要因を背景に、中国の今年4-6月(第2四半期)の実質GDP成長率は6.2%に鈍化。四半期ベースで過去最低を記録した。当局は景気対策として民間セクターに与信が行き渡るよう取り組んでいるほか、国内消費の喚起にも努めており、債務増という代償を伴う。
レバレッジドローンの価格急落、クレジット市場の重大リスクが鮮明に Katherine Doherty、Lisa Lee インクジェットカートリッジから携帯電話までさまざまなもののリサイクルを手掛けるクローバー・テクノロジーズのローンの価格が急落した。 同社が5年前に借り入れた6億9300万ドル(約750億円)のローンがこの1週間に、約48時間の間にほぼ3分の1の価値を失った。その驚異的な値下がりで、企業向けローンの売買を手掛ける熟練の投資家さえも損失を被った。 クローバーのローンの規模はウォール街の基準では特に大きくはないが、その急激で大幅な値下がりはあらためて市場に警鐘を鳴らした。規制当局は数カ月前から警告を発しているが、クローバーの件は、世界的な利回り追求が借り入れ増大と緩い引き受け基準をもたらしているレバレッジドローン市場のリスクを浮き彫りする事例となった。取引が薄くなる可能性のある
ゴールドマン・サックス・グループは、スペイン国債とポルトガル国債を有望視している。欧州中央銀行(ECB)が市場予想の2倍のペースでバランスシートを拡大させると見込んでいるためだ。 ゴールドマンのストラテジスト、ジョージ・コール氏は15日のリポートで、ECBが9月に量的緩和(QE)を再開し、合計で2000億-2500億ユーロ(約24兆2300億-30兆2900億円)の国債を購入すると予測した。ゴールドマンの分析によると、投資家は現在、1000億-1500億ユーロの購入しか織り込んでいない。 ゴールドマンは9月12日のECB会合に先立ち、スペイン債とポルトガル債のロングを選好している。アイルランド債も新たな資産購入の恩恵を受けるだろうとする一方、フランス、ベルギー、オーストリア債はQEを既に織り込んで相対的に割高になっていると指摘した。 ゴールドマンは、ECBが政策に関する現在の制約内で月25
世界的な低金利で年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)をはじめとする年金基金の運用環境が悪化していることに関連して、米大手年金基金はリターンを改善させる方法として株、債券などの伝統的な商品分野に属さない代替(オルタナティブ)投資の割合を増やすことが考えられるとの認識を示した。 米教職員保険年金連合会・大学退職株式基金(TIAA-CREF)の資産運用部門であるヌビーンのアドバイザリー部門責任者、マルゴ・クック氏が都内でブルームバーグの取材に応じた。クック氏は現在の低金利下では「われわれを含め、世界中の年金基金が苦労している」と述べた上で、不動産や農地など投資期間が超長期にわたる資産を増やすことで一定の利回りを上げられているとした。 例えば耐用年数の長い有形資産に投資すれば、20-30年の投資期間中、安定した賃料収入が得られるとした。GPIFは過去18年間で年率3.03%の運用利回りを上げ
7月16日、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長(左)はパリで講演し、米景気拡大の継続を後押しするため「適切に行動する」と改めて表明した(2019年 ロイター/PHILIPPE WOJAZER) [パリ 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は16日、パリで講演し、米景気拡大の継続を後押しするため「適切に行動する」と改めて表明した。 パウエル議長は、貿易摩擦や2%を下回って推移するインフレなどを巡る懸念が「多少ながら一段の刺激策への根拠を強めている」との考えを多くのFRB当局者が直近の会合で示したとし、「こうした動向を注視し、米経済見通しやインフレへの影響を見極める。そして景気拡大継続に向け、適切に行動する」と語った。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く