超富裕層の資産管理・運用を行うファミリーオフィスは、従来型のプライベートエクイティー(PE、未公開株)ファンドを避け、新興企業への直接投資を選好している。 法律事務所デントンズのリポートによれば、ファミリーオフィスの63%が既に直接投資を活用し、さらに22%が直接投資に関心があると回答した。32カ国の188のファミリーオフィスを調査した。 直接出資や他のファミリーオフィスとの「クラブディール」への参加は、PEファンドの手数料を軽減する手段として人気が高まっている。 デントンズのファミリーオフィス&富裕層セクターのグローバル責任者エドワード・マーシャル氏によると、ヘルスケアや人工知能(AI)のような革新的テクノロジー分野の投資機会にファミリーオフィスは特に関心を寄せている。 Direct Investing Gains Steam Family offices see opportuniti