サン・マイクロシステムズの末次朝彦社長は3月22日,東京都内で開催されたイベント「IT Trend 2007」で講演し,「環境への配慮が企業の社会的責任だ」と力説した。 末次社長は話題のドキュメンタリー映画「不都合な真実」に言及。「このままでは地球はあと10年で臨界点に達する。温暖化はその後1000年間止められない。温暖化を阻止し,地球を守ることが企業の社会的責任だ」と強調した。 そこでサンでは全社を挙げて環境保護への取り組みを実施しているという。 「創業の頃から我々は『The Network is The Computer』と主張し,ネットワークを活用することは良いことだと言ってきた。また,すべての人がネットワークに参加できるようにすべきだとも主張してきた」(末次社長)。 しかし現在,世界では1週間に300万人が新たなインターネット・ユーザーになっている。「300万人の方が200ワットを