自民党が、所属する議員の“成績表”を初めて公表しました。 実は成績といっても、政策や議員活動全般が評価されたわけではありません。対象となったのは、去年1年間に獲得した党員数。「党員は党の組織力の源だ」として拡大に力を入れているからです。成績トップ10人とワースト10人については、なんと実名を公表しました。 (政治部与党担当 根本幸太郎)※写真はイメージです 上位10人、下位10人の実名公表 “成績表”を発表した自民党の山口泰明組織運動本部長は、上位10人は、1位から順番に、下位10人は「武士の情けだ」として50音順で名前を読み上げました。 自民党の場合、党員を2年間継続すると、総裁選挙の投票権、つまり政権を担っている現在であれば「総理大臣を選ぶ権利」が得られます。一方で、年間4000円の党費を払う必要があり、「党員獲得には営業努力が必要だ」(中堅議員)との声も聞かれます。 トップの議員が獲