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scienceと本に関するesbeeのブックマーク (17)

  • 新作『バッタを倒すぜ アフリカで』出版しました! - 砂漠のリアルムシキング

    ちょっと気を抜くと、あっという間に月日が過ぎ去ります。 前回の更新が二年前やんかー! ということで、すごく久しぶりのブログ更新となりましたが、 前作『バッタを倒しにアフリカへ』の続編となる新作 『バッタを倒すぜ アフリカで』が光文社新書より出版されることになりました! (桜の満開にタイミング合わせられず、すでに桜は散っております) オビにあるように、自分の婚活がままならないというのに、人様バッタ様の婚活システムの謎を解き明かそうとするアカデミックな学術書に作はなっています。 私生活において、婚活しても結婚できるとは限らないことを痛感しておりますが、 作は、ただひたすらに、すごくすごく学術書です。 恥ずかしながら、40歳を超えると、一人でいると寂しさを感じるようになり、これはイカン(遺憾)ということで、をカキカキ、寂しさを紛らわせておりました。 前作よりも販売価格が上がり、約1.5倍の

    新作『バッタを倒すぜ アフリカで』出版しました! - 砂漠のリアルムシキング
    esbee
    esbee 2024/04/16
    おめでとうございます!これは買う!
  • mRNAワクチンを接種した人全員に読んでもらいたい、ワクチン開発の奮闘を描き出す一気読み必至のノンフィクション──『mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来』 - 基本読書

    mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来 作者:ジョー ミラー,エズレム テュレジ,ウール シャヒン早川書房Amazon政府によると、日の新型コロナウイルスワクチン接種回数は1億9800万回、2回の接種を完了した人は総人口の77%と数字が出ているが、書『mRNAワクチンの衝撃』はそうしたワクチンの中でもビオンテック・ファイザー社によるワクチンがどのように開発され、世界に行き渡ったのかを描き出す迫真のドキュメントだ。 まだワクチンが出回り始めて十分な期間があるわけでもなく、これほどの速度で刊行される(原書も刊行されたばかり)は中身が速度の犠牲になっていることも多いので読み始めはそこまで期待していたわけではなかったのだが、書はまるで何年も準備をしてきたかのように中身が詰まっている。面白すぎて一気読みしてしまった。 ビオンテックはまだ多くの人が新型コロナウイルスの危険性を認識し

    mRNAワクチンを接種した人全員に読んでもらいたい、ワクチン開発の奮闘を描き出す一気読み必至のノンフィクション──『mRNAワクチンの衝撃 コロナ制圧と医療の未来』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2021/12/27
    これは読みたいやつ
  • 魚にはどれだけの知性があるのか?──『魚にも自分がわかる──動物認知研究の最先端』 - 基本読書

    魚にも自分がわかる ──動物認知研究の最先端 (ちくま新書) 作者:幸田正典筑摩書房Amazonこの『魚にも自分がわかる』は、「魚の自己認識」、はてはその先の問いかけとして魚の知性について書かれた一冊である。魚は脳も小さいし、餌に飛びつくような能的な動きが目立つので、知的な印象を持っている人は多くないだろう。 だが、近年の動物認知研究の進展によって、そうした認識が誤りであることが明らかになってきた。たとえば、魚は鏡にうつった個体を正しく自分だと認識することができるし、そこに寄生虫がついているのが見えたら、砂底に身体をこすりつけてとろうともする、それどころか、こすりつけた後にもう一度鏡を見る動作までするのだという。鏡にうつった個体を自分だと認識できる鏡像自己認知の能力は、それまで猿や象など一部の知的とされる動物でしか確認されていなかったが、「魚の自己認識」について世界で唯一の研究室であると

    魚にはどれだけの知性があるのか?──『魚にも自分がわかる──動物認知研究の最先端』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2021/12/12
    マジで!?『鏡で自分の喉を確認してから、すぐに砂底にいってこすりつけたのである!(中略)しかも、喉をこすった個体は、そのあとにもう一度鏡を確認して、とれたかどうかを確認しているというのである』
  • "Soka Gakkai’s Human Revolution: The Rise of a Mimetic Nation in Modern Japan"はめちゃめちゃすごい本なので読んでほしいという|タサヤマ

    "Soka Gakkai’s Human Revolution: The Rise of a Mimetic Nation in Modern Japan"はめちゃめちゃすごいなので読んでほしいという話 なんというか、ビビった。 読んでるときに何度か声を出して叫んでしまった。 同じ時代でほぼ同じテーマに取り組んでいる研究者のについてこれを言っていいのか分からないが、これまでに書かれた日の創価学会についての著作のほとんどを過去にするような著作だ。 言いすぎだと思う。 言い過ぎだと思うけれども、それくらい今回紹介するレヴィ・マクローリンさんの著作『Soka Gakkai’s Human Revolution: The Rise of a Mimetic Nation in Modern Japan』は時代を画する一冊だと思う。 学術的にもきわめて興味深い分析を含んでいるのは言うまでもない

    "Soka Gakkai’s Human Revolution: The Rise of a Mimetic Nation in Modern Japan"はめちゃめちゃすごい本なので読んでほしいという|タサヤマ
    esbee
    esbee 2021/07/12
    ウケるな~w『絶対に出題される日顕宗/日蓮正宗への批判、「分からなかったら”南無妙法蓮華経”と書けばいい」というアドバイス(超あるある)、試験当日に全国の友人からかかってくる励ましの電話、などなど。』
  • 生物学とテクノロジーを合体させた、バイオロボティクスについての一冊──『ロボット学者、植物に学ぶ―自然に秘められた未来のテクノロジー』 - 基本読書

    ロボット学者、植物に学ぶ―自然に秘められた未来のテクノロジー 作者:バルバラ・マッツォライ白揚社Amazon通常、ロボットといえば鋭角や四角でゴテゴテしているイメージで、それとは正反対の植物とは結びつかない。しかし、ロボット研究・開発は昆虫や動物からそもそもその着想の多くを得てきたし、今は(3Dプリンタなどの)技術が追いついてきたことによって、植物さえもロボットの着想元として採用されるようになってきている。 というわけで書『ロボット学者、植物に学ぶ』は、植物の根に着想を得た世界初のロボット〈プラントイド〉を開発し、今も新しい植物×ロボットの開発・研究を行っている植物ロボットの第一人者バルバラ・マッツォライによる初の一般向けノンフィクションである。書では、彼女が作ったロボットだけではなく、生物に着想を得たロボット──広義のバイオロボティクス分野全般について、魅力的に紹介していく。 正直、

    生物学とテクノロジーを合体させた、バイオロボティクスについての一冊──『ロボット学者、植物に学ぶ―自然に秘められた未来のテクノロジー』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2021/07/08
    プラントロイド、キモカッコイイ。『将来的に火星や月の土壌では、モニタリングもかねてこうした植物ロボットが這い回っているかもしれないのだ。』
  • 世界初のペンギン学者と、ペンギンの奔放な性行動について──『南極探検とペンギン』 - 基本読書

    南極探検とペンギン 忘れられた英雄とペンギンたちの知られざる生態 作者:ロイド・スペンサー・デイヴィス発売日: 2021/04/26メディア: Kindle版この『南極探検とペンギン』は、1910年頃から格的に実施された別々の二チームによる南極点到達の冒険譚と、その冒険に同行し、旅の途中でペンギン研究に目覚めた、世界初のペンギン学者であるマレー・レビックについて書かれた一冊である。 南極点到達の冒険譚については、アムンセン率いるノルウェー隊とスコット率いるイギリス隊の二つがほとんど同時期に乗り出している。結果的にノルウェー隊が先に人類初到達を成し遂げ、それを知らずに南極点へと向かったスコット隊5人は、到達したのはいいものの帰路にて一人、また一人と(凍傷や栄養不足により)隊員を失い、最後にスコット含む三人はおそらく飢えと脱水症状により、テントの中で息絶えた。スコットは最後に、小さなノートに

    世界初のペンギン学者と、ペンギンの奔放な性行動について──『南極探検とペンギン』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2021/05/16
    まるで人間みたいだね『頻繁にパートナーを変えるし(不倫)、繁殖期が変わっても普通に相手を変えることがわかってきて、全然(人間的な意味での)道徳的な動物ではないことがわかってきた。』
  • 物理学に美しさは必要か? という根本的な問題提起──『数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠』 - 基本読書

    数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠 作者:ザビーネ・ホッセンフェルダー発売日: 2021/04/09メディア: Kindle版物理学者は、自然法則の中に理論の自然さや美しさ、対称性、単純さ、統一性を求める。それは、自然法則はエレガントでシンプルなものであるべきなので、それを判断基準にすべきだ、という思想があるからだし、現在の素粒子物理学の世界は簡単な実験は終わってしまって難しい実験ばかりが残り、仮説を考えようにもデータがなく「自然さ」や「美しさ」といったとっかかりが必要だからという背景もある。 しかし、美しさや単純さは主観的な価値観であり、物理法則とは無関係だ。科学は芸術ではないし、人間の自然さの感覚に沿う理由も存在しない。ではなぜ科学では「自然さ」や「美しさ」が重視されているのだろうか。書『数学に魅せられて、科学を見失う』は、まさにそうした「美しさ」と「物理学」を

    物理学に美しさは必要か? という根本的な問題提起──『数学に魅せられて、科学を見失う――物理学と「美しさ」の罠』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2021/05/14
    チ。の元ネタなのかな?『主人公たちも信仰のようなものを地動説に感じているからこそ、それでも否定されることを受け入れるべきだと考える。これが知であると。』
  • 数学概念が人類に生まれつきそなわっていないことを示す、数と言語人類学──『数の発明――私たちは数をつくり、数につくられた』 - 基本読書

    数の発明――私たちは数をつくり、数につくられた 作者:ケイレブ・エヴェレット発売日: 2021/05/08メディア: 単行 はじめに 数の概念は、生まれつき備わっているものではない 数の概念がないなんてことがあるのか? 1〜3 おわりに はじめに 『ピダハン──「言語能」を超える文化と世界観』という、左右や数字の概念を持たない珍しい言語の持ち主であるアマゾンの少数民族について書かれたノンフィクションがある。この、少数民族の話ながらもそこからチョムスキーの言語能否定の話や、幸せとは、文化とは、宗教とは、といった話に繋がっていく普遍的な話を展開しており、そのユーモア溢れる筆致もあって世界的に話題になっていった。 今回取り上げたい『数の発明』は、その『ピダハン』の著者ダニエル・L・エヴェレットの息子、ケイレブ・エヴェレットによる著書である。親子揃って言語学者とは凄いが、ケイレブは父親であ

    数学概念が人類に生まれつきそなわっていないことを示す、数と言語人類学──『数の発明――私たちは数をつくり、数につくられた』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2021/05/12
    育児すると、人間の所与のものだと思っていたもののほとんどが後天的だというのがわかり、非常におもしろい。数の概念もそうだし、「うがい」や「鼻をかむ」といった身体的なものもほとんどが後天的学習の成果なのね
  • 犬の世界を知る一冊──『犬であるとはどういうことか―その鼻が教える匂いの世界』 - 基本読書

    犬であるとはどういうことか―その鼻が教える匂いの世界 作者: アレクサンドラ・ホロウィッツ,竹内和世出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2018/12/13メディア: 単行この商品を含むブログを見る犬を飼っており、散歩させている人たちは重々承知の助だと思うが、とにかく犬というのは外を散歩させているとよく匂いを嗅ぐ。まるで人間が物を見るようにして匂いを嗅ぐ。当たり前のことなのでこちらもそんなことに驚いたりはしないが、改めて考えてみると少し不思議ではある。あんなに一生懸命嗅いで、犬はいったいどのような情報を得ているのか。その感じ方は何なのか。犬であるとはどういうことか。 書はそのようなテーマを追うノンフィクションである。脳科学的な分析あり、匂いそれ自体、犬がそこからどのような情報を得ているのかといった化学的な分析あり、同時に糞やトリュフ、麻薬、がん、人探しなど様々な「匂い検知犬」の実態につ

    犬の世界を知る一冊──『犬であるとはどういうことか―その鼻が教える匂いの世界』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2018/12/19
    犬すげー!『著者の仮説&検証によると、犬は部屋の中に残っている飼い主の匂いの減り具合によって、パターン化された飼い主の帰宅時間を割り出しているようなのだ』
  • デンキウナギはいかに電気を生み出すのか──『動物たちのすごいワザを物理で解く』 - 基本読書

    動物たちのすごいワザを物理で解く: 花の電場をとらえるハチから、しっぽが秘密兵器のリスまで 作者: マティン・ドラーニ,リズ・カローガー,吉田三知世出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2018/04/09メディア: 単行この商品を含むブログを見るこの世界は物理法則によって支配されている。 500m移動したら別の法則が支配している──といったことはない。なので、人間以外の動物たちも物理法則の世界で生きている──だけでなく、彼らはうまいことその法則を利用している。書は、そうした動物たちのすごワザを、熱、力、流体、音、電気・磁気といった五章に分けて、物理学的に解き明かしていく一冊になる。 地味なだな〜というのが読む前の感想だったが、読んでみたらこれが随分おもしろい。なんというか、「動物たちのすごいワザを物理で解く」と聞いて最初に想像したラインをどれも一歩も二歩も踏み越えていくので、

    デンキウナギはいかに電気を生み出すのか──『動物たちのすごいワザを物理で解く』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2018/04/26
    『蚊は一度水滴にぶつかった後、ボクサーがパンチの勢いを殺すために自ら体を後ろにそらすように、衝撃を殺すため水滴にしがみついて一緒に落ちるのだという。研究者によると、39ミリもの間一緒に移動した例も』
  • 物事の仕組みを理解するために──『ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた』 - 基本読書

    ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた 作者: ランドール・マンロー,吉田三知世出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/11/22メディア: 大型この商品を含むブログ (1件) を見るすべての人間が一カ所に集まってジャンプしたらどうなるの? などの現実的にはありえない質問に対して、ユーモアたっぷりのイラストと科学的に正確な解説を添え、物理や数学おもしろさを体験させてくれた『ホワット・イフ』は快作であったが、同じ著者による最新作が、書『ホワット・イズ・ディス?』である。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 今回は副題に「むずかしいことをシンプルに言ってみた」と入っているように前作とは趣向を大きく変えており、著者の言葉を借りれば『これは、絵とやさしい言葉を使っただ。ページごとに、大事なものやおもしろいものの仕組みや成り立ちを、英語

    物事の仕組みを理解するために──『ホワット・イズ・ディス?:むずかしいことをシンプルに言ってみた』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2017/01/14
    あーなんかトイレに置いておきたい
  • 人間はどのように世界のことを知ろうとしてきたか──『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』 - 基本読書

    この世界を知るための 人類と科学の400万年史 作者: レナードムロディナウ,Leonard Mlodinow,水谷淳出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2016/05/17メディア: 単行この商品を含むブログを見るつい先日『科学の発見』という、過去の科学者にたいして「科学的手法が用いられているか、いないとしたらなぜなのか」を問いかけることで現代の科学的手法がどのように形成されてきたのかを追った一冊を紹介した。それなのに書『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』もまた科学史である。 その上、若干ネタがかぶっている! とはいえ別種の魅力があるので書も紹介しておこう。書は邦題が『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』で、原題が『THE UPRIGHT THINKERS The Human Jurney from Living in Trees to Unde

    人間はどのように世界のことを知ろうとしてきたか──『この世界を知るための 人類と科学の400万年史』 - 基本読書
    esbee
    esbee 2016/05/22
    『神学や錬金術にも傾倒していたのは、その当時狂っていたからなのか──? といえばそうではなく、『この世界に関する真理を解き明かすという、一つの共通した目的によって結びついていたからだ』。』
  • 反知性主義1: ホフスタッター『アメリカの反知性主義』 知識人とは何かを切実に考えた名著 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    はじめに 反知性主義をめぐるを3冊読んだので、その話をちょっと書こう。なぜそんなものを読もうと思ったかというと、『現代思想』の「反知性主義特集」に対するアマゾンのレビューがぼくのツイッターでちょっと話題になっていたからだ。 「彼らは反知性主義だ」と規定する知性は知性主義的なのか? ぼくはこの特集を読んでいないし、読むつもりもない。が、このレビューの主張はよくわかると同時に、この特集のスタンスについて疑問が湧いてきた。 というのも、このレビューを信じるなら、この特集での「反知性主義」というのは、「自分とちがう考え」のことらしく(たとえば原発推進とか安部政権評価とか)、そしてそれを「反知性主義」と呼ぶのは、要するに「バーカ」というのをご立派に言い換えているだけらしいからだ。 さて、まずぼくはこの手の言い換えが嫌いだ。ぼくはしばしば、バカをバカとはっきり言うので、性格が悪いとか下品とか言われる

    反知性主義1: ホフスタッター『アメリカの反知性主義』 知識人とは何かを切実に考えた名著 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 抱腹絶倒!ただの変人か、南方熊楠の再来か?『裏山の奇人』 - HONZ

    生き物に魅せられた怪しい男が、近所の裏山から地球の裏側までを徘徊する 変質者に対する注意喚起の看板ではない。れっきとした大学出版会が出したの帯に記載された宣伝文である。 しかもタイトルが『裏山の奇人』。「怪しい男」であり「奇人」でもあるその人こそ、書の著者・小松貴氏。アリと共生する生物・好蟻性生物の研究者で、『アリの巣の生きもの図鑑』の著者の一人でもある。(土屋敦の絶賛レビューはこちら。) 書は、卓越した自然観察眼の持ち主である著者が、さまざまな生きものたちと対等な目線でつきあう、いうなれば「現代の南方熊楠活動記」、もしくは「日版ソロモンの指輪」。描かれる生きものたちとの関わりは、抱腹絶倒の短編エッセイ集のようでもある。 2歳にしてアリヅカコオロギを同定し、小学生にしてスズメバチが飛んできて餌をねだるようになるまで手なづける。大学の裏山では夜の森で生きものたちを待ち伏せし、目の前で

    抱腹絶倒!ただの変人か、南方熊楠の再来か?『裏山の奇人』 - HONZ
    esbee
    esbee 2014/08/20
    『昆虫はすごい』おもしろかったので、こちらも早く読もう。/何かに熱中している人間はかっこいいのだ
  • 隠れて物理を勉強する - hiroyukikojima’s blog

    ちょっと前から隠れて物理を勉強している。使っているは、山義隆『新・物理入門』駿台文庫、である。出版社名を見ればわかる通り、これは高校生向けの参考書である。 物理を勉強したいのは、研究上の必要と個人的な興味と両方なのだが、研究上必要な部分については、ちゃんともっと専門的なで勉強しているので、このを読んでいるのは個人的な興味のためである。そもそもは、熱力学や統計力学のことをわかりたくて、畏友の物理学者・加藤岳生にいろいろ根掘り葉掘り質問していたら、彼が「小島さんの疑問に答えられる最もいいは、山さんの参考書ではないか」といったのだ。そして、「高校生向けの参考書だけれど、普通の大学生向けの物理の教科書には書いていない根源的な問いに関する説明が試みられている名著ですよ」とも付け加えてくれた。それで買ったのだ。ぼくは、拙著『算数の発想』NHKブックスや『ゼロから学ぶ線形代数』講談社などに、

    隠れて物理を勉強する - hiroyukikojima’s blog
    esbee
    esbee 2008/04/06
    ものすごく読みたくなった。id:nico99に読んで欲しい
  • 科学なニュースとニュースの科学:この本読んだ? 2007年注目の科学ノンフィクション(前編) - ITmedia アンカーデスク

    いやー、なんだか気がついたらあっというまにもう2007年も末ですな。って、どういう前ふりだよ>自分。 かなり強引な前ふりはともかく、年末ということもあって、今回はちょっといつもと趣向を変えてみたい。 筆者が今年読んだ科学ノンフィクションの中から、気になったものをピックアップして、紹介していきたいのだ。ちょうど、世間もそろそろ年末休暇。読みこぼしのある人は、良い機会だから、こたつにでも入ってのんびり読書三昧というのもいいんじゃないだろうか。 さて、まずは筆者が選んだのリストを見ていただこう(ちなみに、あくまでも「筆者が今年読んだ」なので、昨年末に刊行されたも何冊か含まれているのでそこはご了承ください)。 まずは宇宙論に関する3冊。いずれも、現代物理学の最先端の話題についてのであると同時に、そこに至るまで基的な学説や理論をも紹介しているため、話題が重複している部分がけっこうある。でも、

    科学なニュースとニュースの科学:この本読んだ? 2007年注目の科学ノンフィクション(前編) - ITmedia アンカーデスク
  • [書評]わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか(ロバート.L.パーク): 極東ブログ

    「わたしたちはなぜ「科学」にだまされるのか(ロバート.L.パーク)」(参照)が文庫になっていた。少し、へぇという感じがして書棚を発掘して単行(参照)を取り出し、さらりと読み直してみた。 2000年に出たで欧米ではけっこう話題になったのだが、今読み返してみるともう古いなあという印象と、はたしてこのはどんなふうに日人、特にネットで読まれるのだろうかという軽い疑問が浮かんだ。 ごくありきたりに言えば、書は昨今ネットで一部流行の偽科学バッシング系のだ。なので表題はあまり適切とは言えないのではないか。オリジナルはVoodoo Science(呪術的科学)であり、そのまま偽科学と意訳してもいい。サブタイトル、The Road from foolishness to Fraudは「おバカからペテンに至る道」ということ。 内容はといえば、単行の帯を見るのが一応わかりやすいといえばわかりやす

    esbee
    esbee 2007/12/09
    アライグマ・・・
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