抱腹絶倒！ただの変人か、南方熊楠の再来か？『裏山の奇人』 - HONZ

生き物に魅せられた怪しい男が、近所の裏山から地球の裏側までを徘徊する 変質者に対する注意喚起の看板ではない。れっきとした大学出版会が出した本の帯に記載された宣伝文である。 しかもタイトルが『裏山の奇人』。「怪しい男」であり「奇人」でもあるその人こそ、本書の著者・小松貴氏。アリと共生する生物・好蟻性生物の研究者で、『アリの巣の生きもの図鑑』の著者の一人でもある。（土屋敦の絶賛レビューはこちら。） 本書は、卓越した自然観察眼の持ち主である著者が、さまざまな生きものたちと対等な目線でつきあう、いうなれば「現代の南方熊楠活動記」、もしくは「日本版ソロモンの指輪」。描かれる生きものたちとの関わりは、抱腹絶倒の短編エッセイ集のようでもある。 2歳にしてアリヅカコオロギを同定し、小学生にしてスズメバチが飛んできて餌をねだるようになるまで手なづける。大学の裏山では夜の森で生きものたちを待ち伏せし、目の前で

[mereco]

HONZでレビューされてるすごい〜！！と思ったら昆虫大学出てきて麦茶ふいた

[agrisearch]

小松貴氏、すごい。「好蟻性生物の研究も、「それが何の役に立つのか？」と言われることがあるそうだ。だが、「いますぐ役に立たない研究」イコール「価値がない研究」ではない。」

[konton57]

タケニグサ、うちのまわりで生えているところって、大体家を取り壊した後の土地。取りに行くと不法侵入になるな…。

[mobanama]

"凡人にはただのハエにしか見えなくても、著者の脳内で変換すると二次元アイドルに"

[ilya]

　https://twitter.com/mahoroszk/status/501002196557631488

[norton3rd]

南方熊楠の再来かどうかはともかく『ただの』変人じゃないのは確か。昆虫大学で配られていた好蟻性昆虫美少女絵葉書はあちこちに出してしまったので(地下猫さんちには年賀状で出した）また欲しいなあ

[mogmognya]

ああ、これは読みたい。

[hikari53]

まだ読めてない(>_<)

[counterfactual]

虫捕りに行くと3次元美少女から変態を見る目つきで見られている感じがして久しい。 どうか、今後は研究を発表する際に意味もなく、ただ自己顕示欲や承認欲求をこじらせて変態性をアピールするのは止めていただきたい

[esbee]

『昆虫はすごい』おもしろかったので、こちらも早く読もう。/何かに熱中している人間はかっこいいのだ

[cj3029412]

よむ

[Arturo_Ui]

「フィールドの生物学」シリーズは、やたらアツいエピソードが多いので、かなりお勧め。フィールド調査のスタイルを確立するまで、それぞれに試行錯誤してる辺りは興味深いですよ。

[GustavKarl]

経済発展優先の時代に行政に掛け合って森林伐採をやめさせ日本固有の生態系を保護した偉人、南方熊楠と一緒にするなよw

[DiceK_U]

世の変態達も主観的に見れば天才なのかもしれないと思いかけたが、そんなわけ無いわ。

[shenlong]

現代の熊楠は荒俣宏という人がいるので…

[enimore]

昆虫学者は永遠のヒーロー。

[KatagiriSo]

面白そうな本

[takahiro_kihara]

図書館で見かければ。／「栗山の奇人」と空目しましたorz

[timetrain]

面白そうな視点。確かめる事が科学の本質ですわ。

[chiike]

天性のマタギ体質な人か