私がこういう文章を書くのは2020年4月以来、約2年ぶりらしい。 惨事に便乗してアクセス稼ぎみたいな感じになりそうで微妙な感情もあるけど、後で「お前、悲観しすぎwwww」と笑い飛ばすために書いておこうと思った。 まあ、多少旧ソ連を知っているからといって、現地には遠くシベリアのイルクーツクに1回行ったきりだし——コロカスがなければもっと行けたはずなんだけどね——、専門的な知識があるわけでもない。しょせん「ロシア語ができて平均よりは旧ソ連を知っている」程度の素人の戯言である。とはいえ、旧ソ連研究者の卵の卵くらいの矜持はある。 軍事面 正直なところ、あまり良い見通しが持てない。現地の民間人などの犠牲や国際法違反、「国際社会からの非難」を気にせずロシア軍が見境なく攻撃すればかなり厳しいことになるだろうし、ロシア軍はそれをする軍隊だ。 もっとも、チェチェンやシリアみたいなことを正規戦でやるのは現状分