春先から秋口にかけて時計を1時間早めるサマータイム制度。日中の時間をより有効に活用することを目的に、北米、ヨーロッパ、オセアニアなどで導入されています。日本でも制度導入の議論が繰り返し行われていますが、睡眠医学の専門家は反対しています。サマータイム制度は健康にどのような影響を及ぼすのでしょうか。久留米大学の内村直尚教授に聞きました。【ジャーナリスト・村上和巳】 【動画】校閲がサマータイムでヒヤリ ◇繰り返し議論される日本での制度再導入 日本では第二次世界大戦後の連合国軍総司令部(GHQ)の占領下で夏時刻法が制定され、1948年から51年までサマータイム制度が実施されていました。しかし、寝不足や労働強化につながるとの世論の反発を受けて取りやめになり、夏時刻法そのものもサンフランシスコ講和条約による主権回復後の52年4月に廃止されました。 その後、90年代半ばから、サマータイム制度の再導
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