ロンブローゾの天才論 ロンブローゾが定義する天才とは【高い才能を持つものが、著しい不安定さと過敏性、精神病、神経症、精神病質への抵抗薄弱を抱えた時にはじめて発現する】という、現代のギフテット論にかなり近いものがあります。 犯罪人類学研究をしていたロンブローゾは、天才と狂気の連続性に注目しました。精神病者、犯罪者、天才の3種類の逸脱者を比較研究したのです。 精神病者と犯罪者の連続性を研究したのが、犯罪人類学の研究で、精神病者と天才の連続性に注目したのがロンブローゾの天才論でした。 注目した特徴 ロンブローゾは、精神疾患が飲酒、精神病、気候の変動などで進行していくことに気づきました。そのような人は以下のような特徴を持つ事が多いと記しています。 情感の欠乏 道徳的観念の亡失 本能性もしくは懐疑の傾向 記憶、美的趣味の能力の過大な発達 ある性質の欠乏に起因する精神上の不均衡 過度の沈黙もしくは多言
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