※ イメージ図(©photoAC) 福島第一原発の汚染水の海洋放出の方針を政府が正式に決定しました。 これに対して、国内外から批判と不安の声が巻き起こっています。これに対する政府の対応は、ゆるキャラを公開したり、麻生氏が「飲んでも害はない」「太平洋は中国の下水道か」と述べるなど、まともな説明さえしていない状況です。 福島第一について、政府は「無害だ」「批判派は非科学的だ」などというだけで、根拠をほとんど示していません。この問題をリスク管理という観点から問います。 1 汚染水を薄めて排出? 2 薄めれば被害は少なくなるのか? 3 原子力発電所によるトリチウムの放出 (1)人類によるトリチウムの放出と、福島第一の汚染水 (2)自然界で生成されるトリチウムと、福島第一の汚染水 (3)それは本当に“風評被害”なのか 4 東電に対する疑念は拭えない 5 さて、あなたは海洋放出を納得できるだろうか?