今月17日、兵庫県淡路市の高速道路で、ツアー客40人余りを乗せたバスが蛇行運転を繰り返し、運転手が途中で交代させられていたことが、旅行会社への取材で分かりました。 70歳の男性運転手に女性の添乗員が「大丈夫ですか」と声をかけたものの返事がなく、添乗員がハンドルを操作したところ運転手が気がつき、バスを止めたということです。バスにはツアー客42人が乗っていましたが、いずれもけがはなく、ほかの車などへの接触もありませんでした。 バスの運転手は途中で交代させられ、ツアーは続けられたということです。阪急交通社によりますと、この男性運転手は今月14日に健康診断を受けた際は問題はなく、17日の出発前のチェックでも異常は見られなかったということです。 阪急交通社は、「安全が第一のツアーでありながら乗客の皆様にご迷惑をかけて申し訳ありません。再発防止に努めます」と話しています。