「不満買い取りセンター」で買い取られた25万件の不満と2万人の投稿者のデータを、NIIが研究者向けに無償公開した。 国立情報学研究所(NII)と不満買取センターは、「不満買い取りセンター」で買い取られた「不満」と投稿者のデータを、「不満調査データセット」として研究コミュニティーに無償提供を始めた。 不満買い取りセンターは、一般ユーザーからさまざまな「不満」を投稿してもらい、最大1件50円で買い取るサービス。 今回提供するのは、昨年3月18日~8月31日までに投稿されたデータのうち、オペレータがタグ付けをした不満25万件と、不満を投稿したユーザー約2万人分の性別や居住地などプロフィール情報。会員向けに公開された情報で、特定の企業や個人につながる情報は含んでいない。 データ提供を通じて不満買い取りセンターは、人工知能(AI)や自然言語処理の研究の発展への寄与や、不満意見を利用したデータドリブン