寝て、起きて、仕事をしているだけの暮らしをしていたら、昔のことを思い出した。それも、名前も知らない、顔も覚えていないような人と過ごした、短い時間の記憶だ。 6、7年前、初秋の渋谷。時刻は午後7時くらい。僕は、ファーストフード店で、味も香りもしないアイスコーヒーに文句を言いたい気持ちを抱きながら、ネクタイを緩め、手帳に赤ペンで書き込まれた予定を確認しては溜息をついていた。何回目かの溜息をついた頃、隣のテーブルにいた女子高生二人組が声を掛けてきた。周りに聞こえないような小さい声で。だがはっきりと。「わたしらの足、好きなだけ舐めていいよ」 理解出来なかった。蓄積してきた経験や学習は、意味を為さなかった。ハイスクール・ガールが?僕に?足を?舐めて?これが渋谷系?ホットドッグプレスにこんなケースのハウツーあったか?喉がカラカラと渇き、身体が震える。混乱した僕は、「二千円でいいよ」と追い討ちをかけられ
テレビに出たので、報告をば。 いくつか問い合わせのメールも届いているのでね。 そうだよ。前のエントリーで書いてた「イヤなこと」というのは、これ(テレビ出演)を指している。 いや、失敗だった。 人生の半ばを過ぎた人間は、余計なことに手を出すべきではない。 反省して、向こう10年はテレビに出ないことにしよう。 10年たったら出るのかって? ははは、還暦を過ぎたら話は別。それに、じいさんになると、うまいぐあいに羞恥心が摩耗して、テレビタレントとしての使い勝手は向上するはず。ま、生きてればだけど。 出演したのは、9月29日午後11時からフジテレビが放映した「告発!10人の怒れる芸能人」という番組。ちなみに、ラテ欄では「石原真理子VS記者で号泣!まさかのスタジオ退場にア然くりぃむ・柴田理恵がマジ大激論」てなことになっている。ま、改変期に粗製濫造されるタレント大量出演型ひな壇バラエティですね。全員が喚
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