ロジャーS.プレスマン, 実践ソフトウェアエンジニアリング-ソフトウェアプロフェッショナルのための基本知識, 翻訳版(原本は第6版)の「第15章 成果物に関するソフトウェアメトリクス」に、私が学生にうまく伝えられなくてもやもやしていることが言語化されていたのでメモ。 困っていること 所属研究室では、新しいソフトウェアの開発を研究テーマにすることが多いのだけれども、そのとき開発したソフトウェアの有用性や有効性、実用性を説得力ある形で示さなければならない。説得するときには定性的な説明(メカニズムや特徴による説明)と定量的な説明(データを使った説明)の両方を使うことが多い。所属学部が工学部なので、定量的な説明を求められることが多い。 で、学生に「定量的に開発したソフトウェアの有用性や有効性、実用性を説明しなければいけない」と伝えるのだけど、そうすると学生はとりあえず実験やデモを用意して、説明しに