381系 ついに定期運行終了 2024年6月14日午前10時すぎ。 岡山方面からの終点・出雲市駅に、特急「やくも」381系がやってきました。 1997年から2011年まで使われていた、通称「緑やくも色」を特別に施した車体です。 ホームには、全国から駆けつけた多くのファンの姿が。 “最後の雄姿”をカメラにおさめようと、みんな夢中でシャッターを切っていました。

相続税などの基準となる土地の価格、「路線価」が7月1日公表されました。関東地方では東京、千葉、神奈川、埼玉の1都3県の上昇率が特に高くなっています。10年前の2014年と比較すると、2倍を超える著しい上昇となっている地域もあります。 路線価 関東地方は 路線価は、1月1日時点で国税庁が算定した全国の主な道路に面した土地の1平方メートルあたりの評価額で、土地を相続したり、贈与を受けたりした際の税額を計算する基準となります。 ことし(2024年)の路線価は7月1日に公表され、調査対象となった全国およそ32万地点の平均は去年に比べて2.3%上昇しました。 3年連続で前の年を上回り、上昇率も今の算定方法になった2010年以降で最も大きくなっていて、国税庁はコロナ禍からの回復でインバウンド需要が好調なことや、全国的に再開発が進んでいることなどが要因だとしています。 ~関東地方は?~ 関東地方では、東
例年より遅い梅雨入りに、梅雨入り後も雨が降らずに暑い日が多かったりなど不安定な天候が続いています。その影響で頭痛やけん怠感などの不調を訴える人が増えているといいます。 どういう状況なのか、注意点や対策法などをまとめました。 遅い梅雨入り ことし(2024年)の梅雨入りは、全国で平年より4日から16日遅くなりました。 平年より14日遅く、6月21日ごろに梅雨入りした関東甲信は統計を取り始めた1951年以来、3番目の遅さでした。 また、東京の都心では梅雨入りしたこの1週間で、まとまった雨量が観測されたのは2日だった一方、最高気温が30度以上の真夏日が4日など、梅雨に入ったのか感じにくい天気が続いています。 梅雨らしくない梅雨に体調への影響を心配する声が上がっています。 不安定な天気の影響 “体調不良を訴える人が相次ぐ” 東京・世田谷区のクリニックでは「気象病」と呼ばれる、気圧や気温の変化による
【更新 7月8日】東京都知事選挙は今回、過去最多の候補者数となりました。これまで21回行われてきた都知事選挙の投票率は、4回を除いて50%を上回っています。また当選した候補者と次点で落選した候補者の得票率の差を見ると、15回で10ポイント以上の差がつきました。歴代の知事のほか、都知事選挙の投票率の推移や得票率の差などをまとめました。 大きな権限を持つ東京都知事 東京都の有権者、1150万人から直接選挙で選ばれる東京都知事は大きな権限を持ちます。今年度の都の予算はすべての会計を合わせると、16兆5500億円。また総生産はおよそ113兆円と日本のGDP=国内総生産の20%を占めています。歴代の都知事は、国政にも影響を与えています。 安井誠一郎氏
首都圏で、街中の風景としてよく見られる掘り込みのある川。 ほとんどの川がふだんは穏やかな流れですが、大雨が降ると水位が短時間で急激に上昇することもあります。 こうした川の氾濫を防ぐ “都市ならでは” の治水対策が私たちの足元で進められてきたことを、皆さん知っていますか。 (聞き手:首都圏ネットワーク/キャスター 江原啓一郎) (取材:首都圏局/ディレクター 實絢子) 公共施設の●●に眠る 巨大な治水設備 今回訪れたのは、東京・杉並区から中野区・新宿区にかけて流れる妙正寺川です。 流域は昭和40年代から60年代にかけてたびたび氾濫し、都は対策に力を入れてきました。 その治水施設が意外な場所にあると聞き、都の担当者に案内してもらいました。 江原アナ
長野県松本市の住宅街で猛毒のサリンがまかれ8人が死亡したオウム真理教による松本サリン事件からあすの6月27日で30年です。 地元の町会が事件現場近くに犠牲者を悼む献花台を設置し、この機会に改めて事件について考えてほしいとしています。また、地元の松本警察署で若手の警察官らが事件について学ぶ勉強会が開かれました。 事件から30年 事件現場近くに献花台 1994年6月27日の夜、松本市の住宅街で起きたオウム真理教による松本サリン事件では、裁判官の職員宿舎を狙って猛毒のサリンがまかれ、8人が死亡、140人以上が被害を受けました。 あす(6月27日)で事件発生から30年となるのにあわせて、事件現場が地元の田町町会と新田町町会が地域の公園に6月26日、献花台を設けました。 この公園は、事件で1人が亡くなった会社の寮の跡地で、午前中から住民が訪れて献花台に花を手向けて静かに手を合わせていました。 事件当
「もし僕が北海道に生きて帰れたら、君に、すずらんの花を送るね」 沖縄戦で、ひめゆり学徒隊の看護学生にそう言い残し死んでいった、北海道出身の兵士がいた。 10805人の北海道兵が死んだ沖縄戦から、78年。 日本の端と端、北海道と沖縄で、“すずらんの兵士”の生きた痕跡を探した。 (番組ディレクター 趙 顯豎) 「北海道兵、10805人の死」 初回放送:2023年8月11日 6月 オホーツク 2023年6月。オホーツクの海は青黒く、遠くの方から低く静かな波を立てていた。 その朝、私は宗谷の海岸線を走る路線バスに乗って、東へ向かっていた。 目的地は、浜頓別、というまだ訪れたことのない町だった。 浜頓別での私の仕事は、ひとことでいえば、“人探し”にちがいなかった。 数日前、町役場に前もって電話をかけたときも、「用件」を丁重に尋ねられるや、「人を探しているんです」と確かにいった。が、そのあとあわてて訂
NHKでは、戦没者を慰霊する4つの式典を全国中継しています。終戦の日・8月15日の「全国戦没者追悼式」、広島原爆の日・8月6日の「広島平和記念式典」、長崎原爆の日・8月9日の「長崎平和祈念式典」、そして沖縄慰霊の日・6月23日の「沖縄全戦没者追悼式」です。沖縄放送局では、式典の中継に加えて、沖縄戦の記憶をつなぎ、平和を見つめる企画や番組を集中して放送します。 沖縄全戦没者追悼式 沖縄県では、6月23日を旧日本軍の組織的な戦闘が終わったとされる日として「慰霊の日」に定めています。ことし2024年は日曜日ですが、この日が平日にあたる年は県庁や各市役所・町村の役場、公立学校などは休みとなり、平和への祈りをささげる1日となります。そして、沖縄戦最後の激戦地・糸満市摩文仁の平和祈念公園では、午前11時50分から「沖縄全戦没者追悼式」が行われます。 早朝から追悼する人たちが訪れる 式典が行われる平和祈
秩父支局で仕事を始めて6年。ようやく実現できました!雲海と満開のアジサイの撮影です。雨が多いこの時期にはなかなか現れない雲海と、色とりどりのアジサイが両方撮れるってなかなかないんです。絶景、ぜひご覧ください。 さいたま放送局秩父支局/目﨑和正 雲海は春と秋 私は2018年に秩父支局に着任しました。秩父地方を中心に取材・発信を続けています。雲海もテーマのひとつ。雲海は、雨が降った後などの風のない晴れた朝に気温が下がると、地上付近の湿った空気が冷やされて起きる現象です。秩父盆地では、春と秋によく見られます。 わたしもこれまで、春や秋に出現した雲海は取材してお伝えしてきました。しかし、なかなか実現できなったことがあります。雲海とアジサイのコントラストの撮影です。 秩父市と皆野町にまたがる標高581メートルの蓑山の山頂には、3500株あまりのアジサイが植えられています。ただ、雨が降り続くことが多い
「大雨警報」や「土砂災害警戒情報」など、種類が多いうえ情報の名称に統一性がなく、複雑で分かりにくいと指摘される気象に関する防災情報の見直しの案が示されました。 専門家などによる国の検討会は、現在の「特別警報」や「警報」に加えて、新たに「危険警報」を設け、大雨や土砂災害など災害の種類ごとに発表するという報告書をまとめました。 気象に関する防災情報 見直し案公表 「大雨警報」や「土砂災害警戒情報」など気象庁などが発表する気象に関する防災情報は種類が多いうえ情報の名称に統一性がなく、災害の危険度をイメージしづらいなどとして、専門家から「複雑でわかりにくい」と指摘されてきました。 災害情報の専門家らによる気象庁と国土交通省の検討会は、情報を体系的に整理して危険度を分かりやすく伝えるため抜本的な見直し向けた議論を続け、6月18日に報告書を公表しました。 それによりますと、「洪水」と「大雨による浸水」
がんの治療法をめぐって深い後悔を抱えるケースが相次いでいます。 中には、“最先端”だと信じて大金を投じた治療法が、がんが全身に転移してはじめて“科学的根拠が乏しい”と知ったケースも。 自分や家族ががんと診断されたときに知っておくべき心構えや、治療法を調べる際の注意点について取材しました。 標準治療 先進医療 自由診療 違いは? 最先端に見えるがんの治療に大金を投じ、深い後悔を抱える当事者たちの声を前編の記事でお伝えしました。 <前編の記事> がん治療めぐり後悔する患者・家族 1500万円払い最悪の事態に陥った当事者も 新しい治療が次々と出てくる中で、どの情報を信じたらいいのか、悩みを深める患者は少なくありません。 国立がん研究センターでがんの情報発信を行う若尾文彦医師が知ってほしいと語るのが、こちらのチャートです。 国立がん研究センター 若尾文彦医師 「がんの治療は大きく分けると、効果と安
がんは医療技術の進歩などにより、入院ではなく、通院での治療が一般的になってきました。 ところがいま、在宅で治療を続ける人たちから「情報がいっぱいあり、どれを信頼してよいのかわからない」という悩みや不安の声が相次いでいます。 中には最先端の治療だと信じ大金を投じたにも関わらず、悔やみ続けるケースや、最悪の事態に陥ってしまったケースも…。 手術は成功したのに…命を絶った母 先月、がんの治療を終えた母親がみずから命を絶った40代の女性です。 8年前、母親は初期の乳がんと判明。 手術は成功し、その後、症状は落ち着いていました。 女性の母親 1人暮らしだった母親は、がんの再発を防ぎたいと、さまざまな製品を購入していました。 この日も、取材をしていると、亡くなった母のスマートフォンに着信が。 電話をかけてきた人物
水道管や施設の老朽化などに伴い、群馬県内の各地の自治体で水道料金の値上げが相次いでいます。 こうしたなか沼田市では、老朽化した浄水場の移転を進めるため、水道料金を6年後の2030年にかけて段階的に50%あまり値上げする必要があるとしていて市民に理解を求めています。 各地の自治体で水道料金の値上げが相次いでいることについて、専門家は「値上げは避けられない」として行政に対して持続可能な制度設計の重要性を指摘しています。 沼田市 水道料金を引き上げる必要性を公表 来年で稼働から100年となる沼田市の浄水場では、水をろ過する設備や水をためておく高架水槽などが建設からおよそ50年を迎え、大地震の際には倒壊のおそれがあるとされています。 このため市は、浄水場を市内の別の場所に8年後(2032年)をめどに移転し整備する計画で、87億円の費用を確保するために2030年にかけて段階的に水道料金を引き上げる必
家族の介護や世話などに追われ、子どもらしい生活を送れていないいわゆる「ヤングケアラー」。これまで法律上の明確な規定がなく、支援も地域によってばらつきがありましたが、今月(6月)成立した改正法で、ヤングケアラーを、国や自治体が支援を行う対象とすると明記されました。 支援の拡充につながるかが焦点となりますが、当事者たちはどう見ているのか、話を聞きました。 当事者だった人は 長野県に住む、美齊津康弘さん(51)です。 若年性認知症だった母親のケアを中学生のころに担っていた「ヤングケアラー」でした。当時、公的な支援はなく、相談できる相手もいなかったといいます。今は、ケアマネージャーとして働きながらみずからの体験を伝える活動をしていてその体験は漫画としても出版されています。 美齊津康弘さん 「やっとここまで来たなっていうのが正直な感想です。自分の体験を語るのは勇気がいることでしたが、同じように声を上
「本当はゴジラよりも撮りたい」。 ウルトラマンやゴジラで知られる円谷英二監督が、そう話したとされる幻の映画「日本ヒコーキ野郎」。 主人公の1人、飛行家の伊藤音次郎は、大正・昭和の時代に千葉市や習志野市で草創期の飛行機開発に挑んだ人物です。 円谷監督をはじめ、さまざまな人を引き付ける音次郎の人生。栄光と挫折を繰り返した、激動の人生を追いました。 (千葉放送局記者・渡辺佑捺) (※2024年6月12日に円谷監督などに関する記述を追加し、誤字を修正しました) 「伊藤音次郎」を伝える元教師 2024年5月、習志野市で開かれた講演会。講演のテーマ「伊藤音次郎」は、かつてこの地域で草創期の飛行機開発の歴史に名を刻んだ人物です。 講演をしたのは、地元の元小学校教師・長谷川隆さん(73歳)。音次郎の功績について調査し、広める活動を続けています。 長谷川さん ライト兄弟に憧れて… 明治24年、大阪で生まれた
“多死社会”の到来で、引き取り手がいない遺体が増えています。こうした遺体は最終的に自治体が火葬することになりますが、その基準などに統一的なルールがないため自治体が手探りで対応せざるを得ず、負担感は年々増しています。人生の最期をめぐる現場で、いったい何が起きているのでしょうか。 さいたま放送局記者/江田剛章・粕尾祐介 “多死社会”到来 厚生労働省の最新の人口動態統計によりますと、おととし1年間に国内で死亡した日本人の数は統計開始以降、初めて150万人を超えました。埼玉県ではこれまでで最も多い8万2211人が死亡しました。 多死社会が到来する中、1人暮らしの人の増加や家族のつながりの希薄化を背景に、亡くなったあと、遺体を引き取って火葬する親族がいない人が増えています。 引き取り手がいない遺体が増加 現場でいったい何が起きているのか。「引き取り手のいない遺体」の実情を探るため、NHKさいたま放送
東京・清瀬市にある西武池袋線の清瀬駅がきょう(6月11日)開業100年を迎えました。駅の発車メロディーが、地元出身の中森明菜さんの曲に変更されました。開業の記念式典には、釈由美子さんや、鉄道ファンで知られる中川家礼二さんや鈴川絢子さんが参加しました。 清瀬駅100年で記念式典 清瀬市の中心部にある清瀬駅は大正13年(1924年)に開業し、きょうで開業100年を迎えたのを記念して式典が開かれ、澁谷桂司市長が「多くの皆様が駅を利用し育てて、ついに100年を迎えることができました。盛大にお祝いしたい」とあいさつしました。 そして、式典には地元出身のタレント、釈由美子さんや、鉄道ファンとして知られる中川家礼二さん、鈴川絢子さんも参加してテープカットが行われました。また、「清瀬駅100周年おめでとうございます」と書かれた中森さん直筆のメッセージが入ったボードもお披露目されました。 発車メロディーは中
北海道大学の苫小牧研究林を流れる自然河川で、ほかには類を見ない魚類調査が進んでいます。5.32キロの区間にすむ3000匹の魚たちすべてを調べます。「ここだけ」の大規模プロジェクトが何を明らかにしようとしているのでしょうか。 初回放送:2024年5月25日 ひるナマ!北海道 2024年6月26日 (札幌放送局デジタル戦略G 向井徹) 5.32kmの川にすむ魚を調べ切る 苫小牧市の北側に、広さ2,715ha北海道大学の苫小牧研究林が広がっています。この林地を流れる湧水の川、幌内川が調査の舞台です。 川幅は2メートルほど、水深は深いところでも大人の膝くらいで、川通しに歩くことができます。火山灰土壌の平坦な地形をぐねぐねと蛇行する流れには、サクラマスやアメマス、ニジマス、ブラウントラウトが生息しています。 カーブで流れがぶつかるところや倒木や木の根のまわりに、深いえぐれができていて、そっとのぞき込
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