女性1人が一生に出産する子どもの数を示した「合計特殊出生率」。 厚生労働省はおととし(2022年)までの5年間の平均値を調べた結果、全国平均は1.33で、前回調査よりも0.1ポイント低くなりました。 東京23区では、豊島区が0.89と最も低く全国でも7番目に低くなっています。子育てしやすいまちづくりを政策の柱とする豊島区の取り組みについてまとめました。 市区町村別に調べたところ、最も高かったのは、▽鹿児島県徳之島町で2.25、次いで鹿児島県天城町が2.24、沖縄県宜野座村が2.20で、上位20の市区町村のすべてを九州と沖縄の自治体が占めました。 一方、最も低かったのは、京都市東山区で0.76、次いで大阪市浪速区と京都市上京区がともに0.80で、下位20の市区町村の8割を政令指定都市と東京23区が占め都市部での出生率が低い傾向が続いていることがわかりました。 ~東京23区では~ 東京23区で