プロ野球の「通説」は錯覚? 名大教授ら846試合分析 「チャンスを逃すとピンチあり」「大量得点をした次の試合は打てない」。野球の世界でよく聞く話だ。こうした「通説」は本当なのか。名古屋大の加藤英明教授(金融経済学)らがプロ野球の試合を分析したところ、実際とはずれがあることが分かった。 (中略) 加藤教授は「人は印象が強いと、本当は頻繁に起きていないことでも確率が高いと思い込みがちだ。通説にも錯覚がかなりあるのではないか」と話している。 特に学者の中には、一般の人々の「思い込み」に対して、統計データーを示して「錯覚」を指摘しようとする人が多いが、私はこうした態度は根本的に間違っているのではないかと思う。特に「犯罪は発生率は下がっている」「外国人の犯罪率も高くない」などとデータで示して、「外国人の増加による治安悪化は神話に過ぎない」と主張する人がそうだが、なんで統計が正しくて体感や実感が「錯覚