やったことのない他者から見ると、作業が軽く見積もられすぎてるみたいなケースってけっこうありますね。2012年に発生し、2014年に解決した誤検知の件について、以前、取材された記者の方から、「誤検知されても、それをメーカーに届け出て、解除されて、ハイおしまいでその問題は解決とするんじゃないですか?」と言われた時には、ちょっとショックでしたね。 (とはいえ、取材していただいたことは一般の新聞に掲載していただいて、ものすごいインパクトを持って世の中に知らしめられたはずなので、非常に意義深い取材でした。) 実際には、誤検知だと主張しても、セキュリティ会社からは要領を得ない回答ばかりが返ってきたり(担当の質問窓口の人は素人のアルバイトなんでしょうか?)、「『念のため』あんたのソフトは使わないという人や会社」の相手をしたり、ヒステリックなクレーマーの相手したり…、と、脳のエネルギーをものすごく使う。し
発表当初からいろんな意味で盛り上がった、ソニーの“音の良いmicroSDカード”「SR-64HXA」(関連ニュース)。すでに発売されており、ゲットした読者も中にはいるだろう。 もちろんメディアにおいても、発表当日に掲載した当サイトを始め、いろいろなところにレビューが載っている。だが、それらの記事に対して「ブラインドテストやれよ」「プラシーボ乙」など、厳しい声が一部にあったのも事実。これだけ需要があるなら誰かブラインドテストやるかな、と思っていたが、なぜかどの媒体もやっていないようだ。 どうしたものか思案していたが、その後、音の良いmicroSDの話題は予想通り沈静化。トピックとしてはかなり“今さら感”が出てしまったので、とりあえず放っておいた。そんなある日、たまたまITライターの一条真人氏と電話していたら、このmicroSDカードの話になった。 一条氏と言えば、以前当サイトで行ったハイレゾ
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