Googleが提供するウェブブラウザの「Google Chrome」には、ブラウジングを便利にするさまざまな拡張機能を追加できる「Chromeウェブストア」が存在します。スタンフォード大学のセキュリティ専門家チームが、Chromeウェブストアから入手した拡張機能が原因で、数億人ものユーザーがマルウェアに感染していることを報告しています。 [2406.12710] What is in the Chrome Web Store? Investigating Security-Noteworthy Browser Extensions https://arxiv.org/abs/2406.12710 Security experts find millions of users running malware infected extensions from Google Chrome Web
見ているサイト上に露出している機密情報(APIトークン、IPアドレスなど)を見つけるブラウザ拡張を作りました SecretlintというAPIトークンなどの機密情報がファイル内に含まれているかをチェックできるツールを書いています。 Secretlintはコマンドラインツールとして動くので、主にCIやGitのpre-commit hookを利用して、リポジトリに機密情報が入るのを防止できます。 SecretlintでAPIトークンや秘密鍵などのコミットを防止する | Web Scratch 一方で、実際のウェブサービスなどは機密情報がファイルにハードコードされているわけではなく(Secrelint自体がこういうハードコードを防ぐツールです)、環境変数やDatabaseに保存していると思います。 このような場合にも、コードのミスなどによって公開するべきではない情報(秘密鍵、APIトークン、Sl
有名な広告ブロック機能拡張であるNanoAdblockerとNanoDefenderが正体不明の開発者に買収され、安全な機能拡張とは言えなくなりました。 これらを使用している方は速やかに削除して、uBlock Originへ乗り換えましょう。安心できる開発者であることが明らかになるまでnanoのインストールは控えましょう。 これまでの流れ NanoAdblockerとNanoDefenderは広告ブロックの有名な機能拡張でublockから派生したものです。 以前は独自機能で魅力的でしたが、最近はアップデートも遅れがちで、ublockのアップデートに追い付いていない状態が続いていました。 2020年10月3日にnanoの開発者よりアナウンスがあり、機能拡張をトルコの開発者へ売却する事が明らかになりました。売却先の詳細や買収した意図は不明です。その数日後ににnano機能拡張の開発元表示が売却先
Chromeウェブストアで公開されていたGoogle Chrome向け拡張機能の中に、スクリーンショットの撮影やクリップボードの内容取得、Cookieなどに保存されたトークンの取得、キーストロークの把握などを行うマルウェアが多数含まれていたことを、セキュリティ企業のAwake Securityが報告しています。 The Internet's New Arms Dealers: Malicious Domain Registrars | Awake Security https://awakesecurity.com/white-papers/the-internets-new-arms-dealers-malicious-domain-registrars/ Exclusive: Massive spying on users of Google's Chrome shows new se
2019年12月11日、ウェブブラウザ「Google Chrome」のバージョン79.0.3945.79がリリースされました。Googleは「バージョン79で、パスワード保護機能を段階的に強化していく」と発表し、パスワード保護機能の仕組みについて解説を行っています。 Better password protections in Chrome https://www.blog.google/products/chrome/better-password-protections/ Google Online Security Blog: Better password protections in Chrome - How it works https://security.googleblog.com/2019/12/better-password-protections-in-chrome
Googleがインターネット上で使用されるアカウントの不正使用を防止するため、入力したパスワードが第三者によるデータ漏えいの影響を受けていないかを自動で調べる拡張機能「Password Checkup」をリリースしました。 Google Online Security Blog: Protect your accounts from data breaches with Password Checkup https://security.googleblog.com/2019/02/protect-your-accounts-from-data.html Googleでは第三者によるデータ漏えいの影響を受けたGoogleアカウントのパスワードを定期的にリセットしています。この戦略により、「過去2年間で約1億1000万人以上のGoogleユーザーをデータ侵害の魔の手から保護することに成功して
2017年9月に人気サイトがアクセス数の多さを利用し閲覧者のCPUパワーで仮想通貨をマイニングする仕組みを導入し話題となりましたが、その後、ウェブサイト訪問者のPCリソースを秘密裏に借り受けてブラウザを閉じても仮想通貨をマイニングし続ける手法などが見つかり問題視されていました。こういった状況を受け、ウェブブラウザ「Opera」の最新版となるバージョン50ではビットコイン(Bitcoin)マイニング保護機能が搭載されることが発表されました。 Opera 50 Beta RC with Cryptocurrency Mining Protection - Opera Desktop http://blogs.opera.com/desktop/2017/12/opera-50-beta-rc-cryptocurrency-mining-protection/ Opera 50 web brow
2015年6月に特定の8文字を送受信するとSkypeがクラッシュしてしまうバグが発見され話題となりましたが、その2倍となる16文字をGoogle Chromeのアドレスバーに入力すると、Chromeもクラッシュしてしまうことが判明しました。 These 16 characters crash Google Chrome | VentureBeat | Security | by Emil Protalinski http://venturebeat.com/2015/09/18/these-16-characters-crash-google-chrome/ Google Chromeで新たに発見されたバグは、アドレスバーに特定の16文字を入力してエンターキーを押す、もしくは16文字のリンクアドレスにマウスオーバーすると、ブラウザが強制終了してしまうというもの。このバグを発見したのはAnd
By othree フリーのセキュリティソフトを提供するMalwarebytesの研究員が、偽物の「Evernote用拡張機能」を発見し、これをウイルス・マルウェア・URLの無料オンラインスキャンサービスVirusTotalにてスキャンしてみたところ、怪しいプログラム(PUP)であることが判明しました。 Fake Evernote Extension Serves Advertisements | Malwarebytes Unpacked https://blog.malwarebytes.org/intelligence/2014/08/fake-evernote-extension-serves-advertisements/ Fake Evernote extension is spamming Chrome users, warns Malwarebytes- The Inqui
otiai10です。最近はフロントエンドのTypeScriptを書くお仕事をしています。個人的に艦これウィジェットやtwickというChrome拡張を作ってたりもします。先に言っておきますが、これらはどちらもGithubでソースコードを公開しており、悪いことしようが無いです。 端的に言うと、Chrome拡張はヤバいです。何でもできちゃう。 どんくらいヤバいか知ってもらうためにどうしようか考えた結果、ヤバいChrome拡張を作りました。30分かかんなかったです。 https://github.com/otiai10/chrome-twitter-hijack-sample (「レポジトリをforkして悪用する人間が出てくるかもしれない」とのご指摘を頂いたので、これを削除します) git cloneしてchrome://extensionsからパッケージ化されていない拡張機能を読み込むでこのr
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