MIDIという規格が生まれたのは1983年。それから40年以上、Windowsの根幹部分はほとんど変わっていなかった。その「積年の問題」が、いま静かに解決されようとしている。 40年越しの宿題1983年のNAMMショーで産声を上げた MIDI(Musical Instrument Digital Interface)は、電子楽器同士をつなぐ共通言語として音楽制作の世界を変えた。シンセサイザー、キーボード、ドラムマシン。あらゆる機材がこの規格で会話し、今日のポップスもエレクトロニカも、その多くはMIDIの上に成り立っている。 問題は、Windowsの実装がずっと時代遅れだったことだ。 最大の痛点は「1デバイス1アプリ制限」だった。MIDIコントローラーをDAW(音楽制作ソフト)で使いながら、同時に別のアプリで音色を管理したい。そんな当たり前の要求すら、Windowsは長年にわたって叶えられな
■これは何?音声ファイルからコード進行を解析する、デスクトップ用の和音解析ツールです。 耳コピ・楽曲分析・サンプル解析を、ローカル環境で手軽に行うことを目的に個人開発しました。 ■ このツールを作った理由既存のコード解析サービスには、次のような不満がありました。 ・精度が甘く、特にテンションコードが単純化されやすい ・複雑に切り替わるコードに対応してくれない ・解析結果に違和感があり、結局耳で直すことが多い ・サブスク前提のものが多い ・オンライン処理が前提で、音源を外部に出す必要がある ・解析コードが見にくい ・コード掲載サイトの情報が不正確なことが多い 「コードの耳コピを一発でしたい」 「ローカルで、手軽に、正確なコード進行を知りたい」 その目的のために開発したツールです。 ■ 特徴・独自AIモデルによるコード推定 従来の単純なアルゴリズムではなく、学習モデルベースで解析します。 スペ
1月22日~24日の3日間、アメリカ・アナハイムで世界最大級の楽器の展示会、The NAMM Show 2026が開催されていますが、ここで参考出品されて話題になっているのが、カシオブースで展示されていたSAMPLER。あくまでもプロトタイプで詳細はこれからとのことでしたが、スマートフォンを一回り大きくしたサイズのこの小さなサンプラーは、まさにカシオの電卓といった風貌でありながら、4×4のパッドが搭載されており、これを叩けばすぐに音が出せるという仕様。 またシーケンサモードに入ることで、簡単にシーケンスを組んでいくことができるのも大きな特徴で、本体にはマイクも搭載されていて、ここでサンプリングを行うこともできるし、ステレオミニでのライン入力からのサンプリング、さらにはUSB-C経由でUSBオーディオからのサンプリングも可能になっています。まだ発売時期も価格も未定とのことなので、詳細が見えた
音楽制作におけるクワイヤー(合唱パート)の作り方の歴史が大きく動きました。ほとんどのユーザーが気づかないまま進行していたSynthesizer Vに関する”巨大な計画”が、1月15日に正式版、Synthesizer V Studio 2.2.0として公開されたのです。これにより最大16人の合唱をAIが自然に生成できるようになると同時に、日本語・英語・中国語の3つの新コーラス音源が発売されたのです。昔からシンセサイザ/サンプラーでクワイヤー音源というものはありましたが、それとは比較にならないレベルです。また歌声合成の世界でもこれまでも複数の歌声DBを並べて1つのトラックから合唱を生成する合唱機能を装備したソフトはありましたが、今回のSynthesizer Vのアプローチはそれとは根本的に異なります。1つの音源から最大16人の合唱を生成し、各声部のピッチやタイミングに自然な揺らぎを持たせ、さら
現存するTR-808やTR-909と違って、個体差はなく、40年以上前の発売当時の音を確実に再現することができるし、追加されたパラメーターを利用することで、個体差が生じやすかったアナログ・サウンドの音色を、自分好みに調整することも可能で、何より手ごろな価格で安定した機材が入手でき、しかもMIDIやUSBを使って、DAWなどと連携できるというメリットもあります。 ただ、本家Rolandがこうした機材を出したにも関わらず、40年以上前の実機が高値で取引され、現場で使われているのには理由もあります。いくらACBでシミュレーションしても、アナログじゃないと再現できない部分があるからです。とくに20Hzを下回る低音というより激しい振動は、D/Aでは表現することが難しく、これを求めて古い機材を使っている人も多いようです。 そうした中、Rolandが打ち出したのは、新たなアナログのドラムマシンを製品化す
9月26日、AI作曲サービスのSunoとTuneeがそれぞれ新機能を発表しました。Sunoは待望のDAW内蔵とMIDI出力を、これまでクローズドベータだったTuneeは一般公開を始め、1つのプロンプトから3つの歌詞・音楽スタイルをそれぞれ2曲ずつ、合計6曲を同時に生成できるようになりました。 SunoはDAW機能搭載、MIDIエクスポートも対応まずSunoから解説します。Sunoは音楽制作ソフトの中でもトップレベルの分解能を持ったSTEM分離機能を持っていますが、それをマルチトラックの状態でエディットできるようになりました。予告されていたSuno Studioで、いわゆるDAW(Digital Audio Workstation)機能です。 Sunoで生成した楽曲、またはオーディオインポートした楽曲をSTEM分離し、そこからEdit in Studio開くと、マルチトラックのDAW画面に変
昨年、無料のStudio One Primeが廃止されて以来、さまざまな方面から「Studio One Primeの代替となるDAWはないか…」という声が上がっていました。そうした中、注目が集まっていたのがアメリカ・マサチューセッツのソフトメーカーが開発したSoundBridgeというDAWです。2018年に発表されて以来、少しずつ進化を重ねてきた中、昨年10月に有料の製品版をリリースするとともに、そのエントリーモデルという位置づけで無料版の提供も続けています。無料版といっても、オーディオもMIDIも扱えるしっかりしたDAWであり、VST2/VST3のプラグインも利用できるという点においてはStudio One Primeを大きく超えているわけです。 そのSoundBridgeが先日、日本上陸し、クリプトン・フューチャー・メディアが運営するオンラインDTMソフト販売サイト、SONICWIR
Amazonを見たら、新刊の予約ページはできていました。 「GarageBandとSuno AIではじめる曲作り入門」(2750円)は2025年8月29日に発売予定……。 ううう……。 さて、どうするか。出版契約も結んでいないので、いったんバラしてNoteあたりで売るか、Amazon KDPでやるか、他の出版社に持っていくか、選択肢もないわけではないのですが、締切の存在があるのとないのとでは突破力が違うんですよね。 せっかくなので、未定となった書籍の冒頭部分原稿をコピペしておきます。 「GarageBandとSuno AIではじめる曲作り入門」(仮称)音楽の作り方は決定的に変わったこれまで筆者は何度かテレビに出演したことがあります。2011年にエイベックスなどが主催する音楽コンテストで決勝に勝ち残ったのをきっかけにフジテレビの深夜番組に出たのが最初でした。このときにはiPadでGarage
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