最終的な形態が見えない中で開発が始まった Wiiの「チャンネル」ですが、 どのようにしていまの形にまとまっていったのでしょうか。 本体機能についての会議を重ねていくと とにかくたくさんのアイデアが出るんです。 現場で話し合われる量ももちろんですが、 会議の終了後にそれぞれの部署に持ち帰って、 そこで出たアイデアをまたみんなで持ち寄ったりしますから、 ひとつひとつを見るとなるほどと思えるようなアイデアが どんどん出てくるんですね。 それらの案を、さきほど出ました 「家族全員が触れる」というキーワードで突き詰めていくと 結論としては、ひとつのソフト、ひとつの切り口で、 家族全員をフォローすることは難しい、ということになったんです。 つまり、「いろんなものがたくさん入っている」という方向性です。