米Googleは2008年5月28日(米国時間),米国サンフランシスコで開発者会議「Google I/O」を開催し,「Google App Engine」の一般提供などを発表した。同社のエンジニアリング担当Vice PresidentであるVic Gundotra氏(写真1)は基調講演で,「われわれは,クラウドを誰もが入手可能なものにする」と力説した。 Googleは今回の基調講演に合わせて,(1)Google App Engineの料金制度や新API,(2)米MySpaceがWebメッセージ・サービスにGoogleのWebアプリケーションをオフラインで利用する技術「Gears」を採用したこと,(3)2008年下期にリリースする予定の携帯電話機プラットフォーム「Android」の最新デモ,(4)「Eclipse」といったJavaの開発環境(IDE)を使ってAjaxアプリケーションを開発でき