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2019年5月8日のブックマーク (2件)

  • 出版月報の数字は「出版」の統計ではなく、「取次ルート」の統計である | HON.jp News Blog

    《この記事は約 3 分で読めます》 2019年3月期の書籍雑誌推定販売金額は1521億円で、前年比6.4%減 ―― この数字は、公益社団法人全国出版協会・出版科学研究所から毎月発行されている「出版月報」の、稿執筆時点で最新号である2019年4月号に掲載されている。稿では、この数字がなにを示しているのかを、再確認しよう。 出版月報の表2には「注釈事項」として、次のようなことが明記されている。 この統計は、取次ルート(弘済会・即売卸売業者を含む)を経由した出版物を対象にその流通動態を推計したもので、日の全出版物を対象にしたものではない。したがって、直販ルート(一部の雑誌を除く)の出版物は含まない。 たとえば、日経BP社「日経ビジネス」はABC部数で約18万部のビジネス誌だが、その多くが定期購読であり、取次ルートは経由していない。出版社のディスカヴァー・トゥエンティワンは、書店と直接取引を

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  • レポート:東京堂ホール・トークイベント「哲学者と編集者で考える、〈売れる哲学書〉のつくり方」(2019年3月10日) – フィルカル

    レポート:東京堂ホール・トークイベント「哲学者と編集者で考える、〈売れる哲学書〉のつくり方」(2019年3月10日) 3月10日(日)、東京神田の東京堂書店内にある東京堂ホールにて、弊誌編集長長田怜の登壇したトークイベント「哲学者と編集者で考える、〈売れる哲学書〉のつくり方」が、オンガージュ・サロン主催で行われました。近年、ポピュラー哲学と呼ばれる従来とは異なるタイプの一般向け哲学書が次々とベストセラーとなり、哲学書の「売れ方」の新しい局面が目立ち始めています。『フィルカル』では、これまでにないこの動向に対し哲学研究者には何ができ何をするべきなのかを考えようと、4-1号にてポピュラー哲学特集を組みました。当日のイベントではこのポピュラー哲学特集の執筆者三名に加え、編集者二人を招き、精力的に発表と議論がおこなわれました。 登壇者は、弊誌編集委員で4-1号掲載のポピュラー哲学特集を企画した稲岡