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2019年6月5日のブックマーク (3件)

  • なぜマックではポテトを頼んでしまうのか 何気ない選択に潜む"バイアス"の罠

    マクドナルドのメニューは豊富だ。それなのにハンバーガーとポテト、飲み物を組み合わせた「バリューセット」を頼んでしまう人が多い。東京大学経済学部の阿部誠教授は「マクドナルドはメニューに仕掛けがある。それを読み解くカギは『ヒューリスティック』だ」という――。 ※稿は、阿部誠『東大教授が教えるヤバいマーケティング』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。 なぜマックのメニューは見づらいか マクドナルドでビッグマックのバリューセットを買ったときのことを思い出してください(買ったことがない人は、想像してみてください)。 そのときビッグマックのバリューセットを選んだのは、たんにべたかったからでしょうか? べたくないものを買うわけはないので、もちろんそのとおりでしょう。でも、よくよく考えてみれば、別にバリューセットではなくても、よかったかもしれませんよ。「当はポテトはいらないんだけど……

    なぜマックではポテトを頼んでしまうのか 何気ない選択に潜む"バイアス"の罠
  • 本を“死”へ追いやる“断裁工場”が舞台の仏小説。たまたま入った書店で出会った本が世界を広げてくれた

    1つ目は、ぼくがとにかくの紹介が苦手ということです。なので書評の依頼がくるのは大変ありがたいのですが、時間がかかってしまいます。理由は、どのにしたらいいか迷ってしまうんです。そうしている間に、締め切りがきてしまう。今回もギリギリまで迷って迷って。一度サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』で書き始めたんですが、違う気がして、カフカの『変身』でも書き直して……。やっぱり新しいにしようと、この原稿に至っています。

    本を“死”へ追いやる“断裁工場”が舞台の仏小説。たまたま入った書店で出会った本が世界を広げてくれた
  • 書店員矢部潤子に訊く/第3回 本を並べる(3)平台の正解はひとつ - めくるめくめくーるな日々|WEB本の雑誌

    第3話 平台の正解はひとつ ── その平台なんですけど、一番売れるものはここに置くみたいな約束事はあるんですか? よく言われているのは一番手前の左に売れるものを積むと。 矢部 それはあります。例えばさ、屋では一般的な平台だと32点積める平台があるのね。 ── 32点というのは奥4点に横8点というイメージでいいですか。 矢部 そうね。そういうエンド台があったとしたら、その32点をどう積むかっていうことのルールは、並べるを前にすれば自ずとあります。まずタイトルと商品量だよね。それに当然一番大事なのは売行きよね。売れそうで50冊在庫を持ってるっていったらこのエンド台に10冊使って、あとの40冊は話題書の平台に並べようって判断もあるしね。とにかく何度も話してるけど、まず在庫は出し切らなきゃダメよ。 ── じゃあ32点並べられる平台があったとしたら、最初に手前の左端に一番売れるを置けばいいんで

    fiblio
    fiblio 2019/06/05
    書店におけるエンドの展開例。矢部さんによる、売り場構築の一端を垣間見える。論理明快かつ爽快な記事。平台の見せ方は魅せ方。