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2019年12月29日のブックマーク (3件)

  • 実家の片づけに2年要した40代女性が得た教訓

    「実家」という言葉からどのような様子をイメージされますか? ホッとするところ、あたたかく迎え入れてもらえる場所、それぞれご自身の実家を思い浮かべられることでしょう。 実家への思いがどうあれ、親が暮らしている家があるかぎり、その片づけは、遅かれ早かれ身に降りかかってきます。 拙書『大丈夫!実家は片づけられます』でも詳しく解説していますが、実家は片づけられます。ただ、私の場合は2年もかかってしまいました。40代の私が実際に手掛けた生前整理・遺品整理の経緯を振り返ると、親の家の片づけというのは、漠然と想像していたよりずっと負担の大きなものでした。その問題は片づけを始める以前から発生していたように思うのです。 実家(親)との関わりと片づけるきっかけ 私にとっての実家は「風通しが悪くほこりや湿気が気になる」「居ても落ち着かない」「家に上がって座り込むのは年に数回(お盆とお正月)」と、残念ながら居心地

    実家の片づけに2年要した40代女性が得た教訓
  • 文学なら世界はONE TEAM!?2019年の海外小説ベスト12(鴻巣 友季子)

    アジア文学と短編集が豊作の年 今年、海外の翻訳文学で売れに売れたものといったら、韓国文学でしょう。2018年後半に刊行されたチョ・ナムジュの『82年生まれ、キム・ジヨン』(斎藤真理子/訳)が、最近の翻訳文学では「爆発的」といっていい15万部超のヒット。初版は慎ましく4千部、しかし刷りに刷りを重ね、今年、渋谷のスクランブル交差点に建つビルに、書の電光掲示広告が流れるのを見たときには、わたしは深い深い感慨に打たれました。 もれなく熾烈な大学受験戦争をくぐり抜けてきた韓国の女性たち(韓国は大学進学率が100%に近い)にとって、就職、結婚、出産後の身の振り方における男女差は、あまりに理不尽。そういう格差を、あえて平凡な女性をヒロインにし、どこまでも静かな言葉で訴えたからこそ、『82年生まれ、キム・ジヨン』は大成功したとも言えます。 また、「韓国フェミニズム・日」という特集を組んだ文芸誌の「文

    文学なら世界はONE TEAM!?2019年の海外小説ベスト12(鴻巣 友季子)
  • 東野圭吾氏「なんだジジイか…」秀逸だったあいさつ - 芸能 : 日刊スポーツ

    先日、野間出版文化賞を受賞した作家東野圭吾氏の贈呈式の様子を取材しました。各受賞者のあいさつは、さすが作家という素晴らしい話が多かった中、東野氏のあいさつも秀逸でした。 東野氏は「未来のことを話したいと思います」と切り出すと「子供の頃、21世紀になった時、自分は何歳になるかと計算して、43歳だと分かった時、なんだ、そんなジジイになっているか」。18年たって現在は61歳。「43歳を振り返ってみると若かったなと思います」と語りました。 続けて「来年の今頃とか10年後とか、おれが野間出版文化賞を取ったのは61歳だったなと振り返った時に、若かったなと思うに違いありません。ここにいる人たちは結構、多くの人たちが100歳まで生きるかもしれません。その時に80歳だった自分を思い出し、ああ、若かったなと、あの時にできることがいっぱいあったなときっと思います」と話していました。 誰もが共感できる話。その後、

    東野圭吾氏「なんだジジイか…」秀逸だったあいさつ - 芸能 : 日刊スポーツ