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2020年8月2日のブックマーク (2件)

  • 「美しさ」のサイエンス『美の起源』

    多くの方が、直感で式①を選ぶだろう。正解だ。 式①の[オイラーの等式]が、世界で一番美しいとされる。ちなみに、式②の[ラマヌジャンの無限級数]は、最も醜いとされる数式だという。 最も美しい数式を探す実験は、認知科学者のセミール・ゼキが行った。 まずゼキは、fMRI装置を用いて、美しいと感じている人の脳の活性化している部位を特定した。美しい絵画を鑑賞する人の脳のうち、眼窩前頭皮質が活性化するという(*1) 。眼窩前頭皮質は、ちょうど眼球のソケットにあたる箇所に接している部分になる。 次にゼキは、数学者の協力を得て、多くの数式の中から、最も美しいと感じるものを選んでもらい、そのときの眼窩前頭皮質の状態を測定した。予想通り、美しい数式を見るとき、この部分の活性化が認められたという(*2)。数学的な美しさは、シンプルさなのかと考えると、興味深い。 問題:次の①と②のうち、どちらが美しいと評価される

    「美しさ」のサイエンス『美の起源』
    fiblio
    fiblio 2020/08/02
  • サンマーク「全員ヒット編集者」の絶妙な仕掛け

    豚もおだてりゃ木に登る ――毎月、山ほど新刊が発売される出版界において、入社間もない新人を除く編集者全員が20万部以上のヒット作を生み出すのは、容易なことではありません。 編集長時代に気づいたことがあるのですが、編集者を成長させるには、ちょっとした成功を体験させてあげることが非常に大切です。ですから、成功させるようなメンタル的なフォローには力を注いできました。「豚もおだてりゃ木に登る」ではありませんが、褒めることも大切で、それも成功体験となり自信につながります。画家の多くには小学生のときに美術の先生に褒められたという経験がありますよね。反対のケースもありますが。 ――成功体験とは? 例えば、編集者にとって重版がかかるのはとてもうれしいことです。ですから、別に示し合わせているわけではないのですが、弊社には、なんとか重版にこぎつけるように周りが新人をフォローするという文化があります。営業も熱心

    サンマーク「全員ヒット編集者」の絶妙な仕掛け