“スパイ”に“取り違え子”…ジャンプとマガジンで「複雑な家族モノ」が人気のワケ 『SPY×FAMILY』『カッコウの許嫁』担当編集が語る かたやスパイアクション、かたやラブコメ 既刊5巻以下ながら早くも話題を呼んでいるマンガの中で、ともに「家族」が共通のテーマになっている、2つのヒット作品があるのをご存じだろうか。 ひとつは、漫画誌アプリ『少年ジャンプ+』で連載中の、遠藤達哉氏による大ヒット作品『SPY×FAMILY』。2019年3月の連載開始後すぐに話題となり、コミックス第1~4巻はそれぞれ100万部を突破、9月初旬に発売された第5巻も週間1位に。 現在までに累計発行部数600万部を超える『少年ジャンプ+』の看板作品となっている。 そしてもうひとつが、2020年1月より週刊少年マガジンで連載中の『カッコウの許嫁』。『ヤンキー君とメガネちゃん』や『山田くんと7人の魔女』でも知られる吉河美希