はじめに 本記事では、ユーザーインターフェイスを構築するためのJavaScriptフレームワークのひとつ「Svelte(スベルト)」についてご紹介します。 Webフロントエンドの領域は年々大きくなっており、読者の皆さまの中でもReactやVueといったフレームワークを使ったことがある方が多いものと思います。もしかしたら、Svelteの名前もどこかでご覧になり、気になっている方もいるかもしれません。 Svelteは、そのアプローチの新しさから注目されはじめています。 JavaScript のライブラリに関する大規模調査「State of JS 2020」で「最も愛されているWebフレームワーク」「もっとも開発者の満足度の高いフレームワーク」に選ばれたことでも話題となりました。 そこで本記事では、ReactやVueに少しでも触れたことがある方を想定して、それらと比較する形で、Svelteの特徴
11 月 11 日に、以前から一部で注目されていたある Pull Request が tc39/ecma262 にマージされました。 この Pull Request がマージされたことで、識別子ではなく文字列リテラルを使った import/export が可能になりました。 この仕様変更はプロポーザルという形で扱われてはいませんが、構文上の影響があるので、JavaScript ユーザーとして知っておくに越したことはないものになります。 概要 まず具体例を示します。 今回の変更によって、次のように import/export する際の名前として文字列リテラルを使えるようになります。 基本的にはこれだけです。 詳解 ここからは仕様上の用語を使って解説をします。 この変更が入る前の ECMAScript では ImportSpecifier で as を使う場合 as の左側は Identifi
Romeとは 現代のJavascript開発には多くのツールチェーンが必要とされます。Babel,webpack,Jest,ESLint,Prettier,Typescriptなどを組み合わせて開発することが多く、さらにこれらの一部代替選としてesbuild,SWC,Viteなどのツールチェーンの選択肢が存在し、選択肢の多さやその組み合わせの複雑さに苦い思いをしたことがある方も少なくないのではないと思います。 こうした中で、新たに開発が進められているツールチェーン、Romeをご存知でしょうか? Romeは先に挙げたように複数のツールチェーンを役割ごとに組み合わせて使うのではなく、1つのツールチェーンでこれら全ての役割を担ってしまおうという壮大な計画を持つツールチェーンです。 Romeは2020/03にFacebookより発表されました。現在は法人化され、yarnやBabelの生みの親である
作った。 Qronoの特徴 🎨 タイムゾーンとロケールの対応を捨てた軽い日付時刻ライブラリ。 他のライブラリはタイムゾーンとロケールに対応するためにコードベースが巨大になったり使い方が複雑になったりしがち。 ロケール対応はECMAScript® Internationalization APIを使うだけで良い。 ほとんどの場合、クライアント環境のタイムゾーンにだけ対応できれば十分。 Luxonによる説明は、まさにその核心をついている。 Don't make servers think about local times. Configure them to use UTC and write your server's code to work in UTC. Times can often be thought of as a simple count of epoch millise
Skip to the content. モダン JavaScript チートシート 画像クレジット: Ahmad Awais ⚡️ イントロダクション 動機 このドキュメントはモダンなプロジェクトでよく見られる JavaScript のチートシートと最新のサンプルコードです。 このガイドは読者に JavaScript をゼロから教えるものではありません。 基礎知識は持っていて、モダンなコードベースに慣れる(例えば React を学ぶ)のに苦労している開発者を助けるためのものです。 説明の中で JavaScript の諸概念が使われています。 また、議論の余地のあるポイントについてときどき個人的な tips を載せますが、その際はあくまでも個人的なおすすめであることを述べるように気をつけます。 メモ: ここで紹介されている概念のほとんどは JavaScript 言語のアップデート( ES2
ニュース † Web ページを公開しました (6/29) 無事終了しました。講演資料へのリンクを追記しました (9/1) ↑ 概要 † JavaScript は世界でもっとも利用されている重要なプログラミング言語の一つであり、ウェブブラウザで利用可能なほぼ唯一のプログラミング言語という特徴から、ウェブアプリケーション開発で広く利用されています。 この重要性から、JavaScript処理系の性能改善に関する研究開発が活発に行われてきました。JavaScriptの性能改善は、動的な言語ながらの困難さも知られています。今年のサマースクールでは、鵜川さん(東京大学)にJavaScriptの実装技術について、その困難さをどう克服するか、基本的なところからご紹介いただきます。 JavaScriptを動作させるソフトウェアとして、Google が開発を主導するV8処理系、およびそれを利用するGoogle
- という名前の JavaScript/TypeScript パッケージについて警告を発している記事が話題となっています。 このパッケージ、中身はほとんど空で、Readme と、dev で TypeScript を動かせるようにするライブラリ群を呼ぶ箇所だけのもの。 しかし、この "-" を使っている他の npm パッケージが 50個以上あり、約一年前の公開時からのトータルのダウンロード数は72万回にもなります。 しかし、"-" を読み込んでいるパッケージを見てみても、"-" が必要そうには見えません。 警告記事では、この無名のパッケージが密かに使われるようになった原因が、npm コマンドのコマンドラインを打つときのミスタイプにあるのではないかとの仮説を立てています。 つまり、someFlag というオプションを使い npm i -someFlag somepackage と打つべきところ
Vite(ヴィート=フランス語で「速い」の意味)は2020年に発表された新しいフロントエンドのビルドツールです。 開発者がVue.jsの作者であるEvan You氏であるため、Vue.jsのツールであると誤解されることもありますが、プレーンなJavaScript(バニラJS)からVue.js・React・Svelteといった流行のフレームワークまで、さまざまな環境で利用できる汎用的なツールです。 位置付けとしてはwebpackのようなバンドラーと呼ばれるものに近い存在ですが、それだけではありません。この記事では、Viteを導入してプレーンなJavaScriptから、TypeScript+Vue.js・Reactといったフレームワークまで、快適な開発環境を手に入れる方法を紹介します。 この記事で紹介すること: Viteの特徴と基本の仕組み 基本の使い方 Vite + SCSS Vite +
この記事では現在 Stage 3 の Class Static Blocks について解説する。 なお、まだ現時点で Stage 3 であるため実装状況や細かい仕様は今後変更される可能性がある。 概要 Class Static Blocks プロポーザルは、クラス内でスタティックなメンバにアクセスできるブロックの構文を導入する。 次のコードの static { から始まるブロックが新たに導入される構文である。このとき、スタティックブロック内のthis.fooはスタティックなメンバである。 class C { static foo; static { this.foo = "foo"; } } スタティックブロックはクラスCが評価されるタイミングで実行される即時実行関数のようなものと見ることもできる。また、クラスは複数のスタティックブロックを持つことができ、その場合は上から順に実行される。
「Tween24.js」の新機能!ループやテキストアニメーションなど、ウェブサイトの演出に役立つ機能を追加 「Tween24.js」はメソッドチェーンで記述するのが特徴で、たった1行でアニメーションが実装可能なJavaScriptライブラリです。このライブラリを筆者が開発しているのですが、今年4月に公開したところ大変好評いただきました。 たくさんの要望もいただき、新しい機能を追加したのでアップデート内容を紹介します。今回はアニメーション制作において必要度の高い機能追加をメインに、各機能のブラッシュアップを行っています。 基本的な使い方や導入方法は、前回の記事「新感覚!メソッドチェーンでアニメーションがスラスラ書ける「Tween24.js」を作りました」をご覧ください。 今回のアップデート内容 新機能:トゥイーンを繰り返すloop() 新機能:トゥイーンを連続で遅延させるlag() 遅延させ
というアプローチを紹介してる記事があって、なるほど?と思ったのでまとめてみる。 元記事はこちら。 Leveraging Web Workers to Safely Store Access Tokens – The New Stack 毎度のことながら、今にはじまったことではない。 元記事いわく WebWorkerであれば、メインスレッドで実行されるであろうXSSや3rdのコードから触れないので安全! 設計としては、 メイン: まず`Worker`をロード メイン: 初期化のメッセージを`postMessage()` クレデンシャルがあるならそれを渡す ワーカー: アクセストークンの準備 受け取ったやつ or そこで`fetch()`して、オンメモリに保存 (これで準備OK) メイン: APIにリクエストしてほしいと`postMessage()` ワーカー: APIに向けてアクセストークン
新感覚!メソッドチェーンでアニメーションがスラスラ書ける「Tween24.js」を作りました アニメーションを作る時に、「思いついた演出をすぐに実装したい」「頭の中ではできているのに、コーディングするのが面倒」と思ったことはありませんか?アニメーション作成にはライブラリを使用することが多いと思いますが、使い方を調べて覚えて、ドキュメントからコピペしたり、ひたすらタイピングをして… 私はこれらの問題を解決するために、「Tween24」というライブラリを作りました。Tween24はメソッドチェーンで記述するのが特徴で、たった1行でアニメーションが実装できます。依存ライブラリもなく、単体で動作します。アニメーションライブラリの多くはオブジェクト型でプロパティを指定するためタイピングが多くなりがちですが、メソッドチェーンであればエディターのコード補完機能でスラスラと記述できます。 その他にも、メソ
はじめに 以前から Go の ORM (Object Relational Mapping) 選定の為に、そこそこ時間を使っています。現状は gorp を使っていますが、満足している訳ではありません。 そんな中で見つけた prisma を試すべく、バックエンドに Go と prisma を使った TODO アプリを作ってみる事にしました。 prisma とは prisma (Next-generation ORM for Node.js and TypeScript)は簡単に言うと 自動生成された型付きのクライアントが付いている マイグレーションが出来る モデル定義から CRUD やインデックスを自動生成できる PostgreSQL, MySQL, SQLite3 等をサポート Prisma Studio という GUI が付いている というモダンな ORM です。Nuxt と TypeS
このチュートリアルではNetflixクローンを作る過程で、React・TypeScriptの基礎やAPIを利用したWebサービス開発について学んでいきます。 【学べる事】 - Reactの関数コンポーネントとTypeScriptの基礎理解 - React Hooksによるstate管理 - Reactでの外部APIとの連携方法 - Postmanを使ったAPIテストの方法 - コンポーネント分割の考え方 - Tailwind CSSの基礎理解 - Vercelを使ったデプロイ方法 【余談】 また直接、プロダクトコードには関連しないですが、余談として以下の解説も行なっています。 - APIとは? - HTTPステータスコードのついて - ReactフレームワークとReact環境の選択肢 - .envについて - 非同期処理について - スプレッド構文とは? - 三項演算子 VS 条件式(if
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