人は誰しも「自分のことをわかって欲しい」という気持ちがあります。 認知して欲しい 理解して欲しい 存在を知って欲しい 本当の自分を見て欲しい そうした気持ちが一歩進むと、まず、自分の願望がかなえられないことに苛立ちを生じます。 なんで認知しないんだ なんで理解しないんだ なんで存在を知ろうとしないんだ なんで本当の自分を見ようとしないんだ 「なんで」をつけたように、世間が疑問に思えてくる。「自分のことをわかって欲しい」という願望があるのに、それを満たさない世間。その間にギャップを感じるようになる。自分が世間から切り離され、世間を客観視する私となります。 気がつくとそれが攻撃性となる。認知しない世間、理解しない世間。それが自分に対する攻撃と感じる。意図的にそうしているのではないか。自分が嫌いだから。憎いから。ならばそういう世間が悪い。自分を認めない世間が悪い。排除しようとする世間が悪い。自分