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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (5)

  • お正月特別企画:2016年心に残る経済書ベスト20発表!!(ベスト10日本人著者全コメント公開)

    2012年に始まって今年で四回目(2014年は実施せず)の年度ごとの経済書ベスト20ですが、今年も2015年12月から16年11月までに出版された経済書の中から基三冊をtwitter(メール、メッセージなどでも可能)で、ハッシュタグをつけて選らんでいただき、毎年100名前後の方々に投票いただいています。投票結果は毎年このブログに掲載してきました。 いままでの一位は以下のようなでした。 2012年第一位 ポール・クルーグマン 『さっさと不況を終わらせろ』(早川書房) 2013年第一位 田中秀臣編著 『日経済は復活するか』(藤原書店) 2014年 実施せず 2015年 原田泰 『ベーシックインカム』(中公新書) 今年も劇的な投票結果でした。まさに新時代の開幕といっていいかもしれません。なおベスト10入りの方々のコメントは大晦日やその前日に依頼してしまったために全員のみなさんからまだお返事

    お正月特別企画:2016年心に残る経済書ベスト20発表!!(ベスト10日本人著者全コメント公開)
    fijixfiji
    fijixfiji 2017/01/03
  • 石原千秋『打倒! センター試験の現代文』

    石原氏の書のメッセージは明白だ。「センター試験はくだらない。しかしそのくだらなさは、出題者=政府関係機関が、「良い子になってほしい」という要求を「正答」に含ませている点で、深刻な問題をはらんでいる」ということだ。 センター試験、そして今検討されている学力確認試験、「人物評価」重視の国の入試改革の方向性など、石原氏はその核心部分に「良い子になってほしい」という思想が伏在しているとする。この評価は書を読むかぎり説得力を持つ。 ただし岩井克人氏のセンター試験問題の解き方は、書のようにするのがいいんだろうけど、石原氏の岩井克人論への批判の仕方はただの俗流のマルクス主義に淵源をもつ意見であるし、大澤真幸&水野和夫を推薦するなど、目もあてられないのは残念なことである。 打倒!センター試験の現代文 (ちくまプリマー新書) 作者: 石原千秋出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2014/07/07

  • 2013年に出版された経済書で心に残るベスト20 発表!

    100名近い方々にご協力いただいた経済書ベスト3、その集計ができました。すでに5日のトークイベント席上で報告させていただきましたが、ここでブログ版をご紹介します。ご協力いただきました皆様どうもありがとうございました! 僕も改めて振り返って参考になりました。今年はやはりアベノミクス、リフレの年だったんだなあ、と実感した次第です。そして課題も山積で、まだ一年も一月ありますのでこれからもそして来年以降も頑張らないといけないと、このベスト20を作りながら思いました。みなさんのご教示よろしくお願いいたします。 さて2013年の経済書の第一位を獲得したのは以下のでした。得票総数は第二位と合わせると全体の三分の一近くを集めて、二位と5ポイント差の大接戦でした(ちなみに私の票はどのにもカウントしていません)。 1位 『日経済は復活するか』 田中秀臣編著 消費税増税決定以後、もっとも早くその対策につい

    2013年に出版された経済書で心に残るベスト20 発表!
  • 経済を無理なく理解するにはどうしたら?(経済書ブックガイド2013秋)

    経済問題を最小の時間で、でも基礎体力をつけながら学んでいくにはどうしたらいいのか? 1)いいテキスト 2)いい教師(授業、講演などでの出会い)、3)適切な時間配分 4)無理しない これらのバランスが必要でしょう。ここでは主に1)の「いいテキスト」を紹介していきます。上から下にいくほどレベルアップ。 なんといっても小学生でも読める(でも大人が読んでも面白い)以下の二冊がやはり最も簡単な経済書の地位を依然としてキープしているでしょう。 新装版 レモンをお金にかえる法 作者: ルイズ・アームストロング,ビル・バッソ,佐和隆光出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/05/21メディア: 単行購入: 3人 クリック: 83回この商品を含むブログ (28件) を見る新装版 続・レモンをお金にかえる法 作者: ルイズ・アームストロング,ビル・バッソ,佐和隆光出版社/メーカー: 河出書房新社

    経済を無理なく理解するにはどうしたら?(経済書ブックガイド2013秋)
  • 2013-01-01 - Economics Lovers Live Z 2012年に出版された経済書で心に残るベスト3 発表!

    明けましておめでとうございます。今年もこのブログEconomics Lovers Liveを御贔屓のほどよろしくお願いいたします。日がデフレを完全に脱却してリフレーション過程に入るかどうか、そのまさに瀬戸際といいますか、希望と不安の感情といいますか、いままでにない新年を迎えています。このブログではなるべくその時々の経済問題を現実的な視点を意識してとりあげていきたいと思います。 さて新年最初のエントリーは、Twitterで呼びかけさせていただきました、「#2012年に出版された経済書で心に残るベスト3 」の結果を発表させていただきます。有効投票者数は100人以上の方になりました。またRT数は数限りなしです。集計の仕方は順位をつけていただいたものに、1位に3点、2位に2点、1位に1点とし、同位になった場合は半数ずつを、またご希望により順位外のものにもそれぞれ0.5点をつけて集計しました。また

    2013-01-01 - Economics Lovers Live Z 2012年に出版された経済書で心に残るベスト3 発表!
    fijixfiji
    fijixfiji 2013/01/28
    クルーグマン「さっさと不況を終わらせろ」早川書房、片岡剛士「円のゆくえを問いなおす」ちくま新書、安達誠司「円高の正体」光文社新書
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