古典(平安時代のもの)を原文で読むのに困るのは数字の読みが分からないことです。 今とは違ったことは確かで、例えば12日は「とうかあまりふつか」、3日は「みか(みっかではなくて)」、2・3人は「ふたりみたり」とか。これらはこれまで見た本の中から、たまたま読み仮名のついていたものです。ひとつ・ふたつという数え方から、日や人数など広く数字はどのように読まれたのか、あるいはどのように勘定されたのか知りたく、参考となるようなものを教えていただければありがたいです。 『源氏物語』「浮舟」に「7・8人」と出てきました。 平安時代の数字の読みについて、一覧で記述されている資料を探しましたが、見つけることができませんでした。 一覧になっておりませんが、 ・『日本語学』第28巻第7号(明治書院 2009.6) 安田尚道氏「古代語の数詞と助数詞」には、次のような記述があります(4頁)。 日数 フツカ(2日)・ミ
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