インタファクス通信によると、ウクライナ南部クリミア半島にあるウクライナ軍のレーダー施設と海軍訓練施設に1日夜、ロシア軍関係者が訪れ、親ロシアのクリミア自治共和国側に付くよう要求、自動小銃などの武器や弾薬を押収した。ウクライナ国防省筋が述べた。 また、半島のウクライナ軍兵士が自治共和国側に付いて任務を放棄。武器庫はロシア系住民の「自警団」管理下に入ったという。 一方、ロシア紙イズベスチヤ(電子版)は1日夜、半島を拠点とするウクライナ軍のフリゲート艦が同日、北大西洋条約機構(NATO)と地中海で実施した合同演習の帰路、ロシア海軍旗を掲げ、ロシア軍指揮下に入る意思を示したと報じた。ロシア上院外交委員会のモロゾフ議員の話として伝えた。
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