ブックマーク / cyblog.jp (12)

  • なぜクローズドリストがよいのか? | シゴタノ!

    先日タスク管理セラピーでゲスト講師の「のみこ」さんが「クローズドリストの定義がない」というお話しされていて「はっ」としました。そういえばそうかも。 もともと「クローズドリスト」というのは『マニャーナの法則』のマーク・フォースターさんが「持ち物リストなどのチェックリストにはチェックを入れやすいが、いわゆるToDoリストはいつまでたってもチェックされない。それはクローズドリストとオープンリストの違いである」と書かれていたところに由来するものです。 チェックリストはチェックが入りやすいが、タスクリストのチェックはつけられない、という現象はあると思います。 いろいろな言い方ができますが、ようするに、持ち物リスト、チェックリスト、レシピといったクローズドリストは リスト全体で1つの目的を果たす 最初から完結されたリストである 相互のチェック項目に高い関連性がある という性質を備えているのです。これが

    なぜクローズドリストがよいのか? | シゴタノ!
  • 「すぐ書け!」「すぐ仕事せよ!」 | シゴタノ!

    私たちがタスクシュート式で言っていることと、『いますぐ書け、の文章法』(ちくま新書)で述べられていることは、ライティングとタスクの違いはあれど、ほとんど同じことです。 「私がうまくいかないのは正しい方法を知らないからだ、どこかに文章を書く正しい方法があるに違いない」 と考えてしまう。 そして、ライター講座にいったり、を買ったり、インターネットで検索したりする。 この人たちには欠落感がある。そして、それが間違っている。 そうなのです。 タスク管理や時間管理する人の多くには、「欠落感」があるのです。そして私も思います。その欠落感こそ、間違いの元。 最近になって私がここ、シゴタノ!で書いていることの多くは、同じ趣旨です。 あなたは正しい。いまからやることも、いまやっていることも、正しい。だからその正しさを信じて、全力でそのまま邁進しましょう! 間違っても、 「私のやっていることは正しいんだろう

    「すぐ書け!」「すぐ仕事せよ!」 | シゴタノ!
  • 「計画を立ててから始める」を実践したいが、うまくいかない。どうすればいいか? | シゴタノ!

    1月19日(土)に開催した、オウンスタイル養成講座・月例ワークショップは、倉園佳三さんによる「ZONOゼミ」でした。 ▼倉園佳三さんのプロフィール 「ZONOゼミ」とは僕が勝手に呼んでる呼称で、倉園佳三さん(以下、ZONOさん)が受講者全員の質問(現在の悩みや課題など)に一人ずつ、対話を重ねながら答えていく形式のセミナーです。 ZONOさんが受講者の一人の質問に答えている間、残りの受講者はそのやり取りを見守ることになるのですが、受講者一人ひとりのバックグラウンドはそれぞれに違えど、ZONOさんの回答は個別具体的でありながらも、ほかの受講者の問題意識にもフックする普遍性を帯びており、決して他人事とは思えず、全員が聴き入る時間となります。 ZONOさんは事前に発表内容を準備して臨むという、いわゆるプレゼンは行わず、手ぶらで会場入りした上で、当日の受講者からの質問にその場で即興で答えていくという

    「計画を立ててから始める」を実践したいが、うまくいかない。どうすればいいか? | シゴタノ!
  • 言葉をつないでいくだけのワード・オブジェクト発想法 | シゴタノ!

    たとえば、「知的生産の技術について総ざらえしたいな」という企画案を思いついたとしましょう。どう考えても大きなテーマですので、きっちり準備して立ち向かいたいところです。 準備には、いろいろな方法がありますが、そのうちの一つが「アイデア出し」(≒ひとりブレスト)です。 で、このアイデア出しにも、いくつもの方法があるのですが、今回は、私がやっているやり方を紹介してみます。 方向性的には、マインドマップの様式に近しいものです。そこに軽めのKJ法エッセンスを加えたものをイメージしてもらうと良いかもしれません。 具体的には以下のような感じです。 言葉を中心にし、周辺に言葉を配置して、それらをリンクで接続していくスタイルです。 まず中心に正方形のブロックを描き、そこにテーマを書き込みます。さらにそのテーマから思いつく要素をブロックの周辺に円形に配置していきます。 これでスタートの準備は整いました。 ワー

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  • まず動いてみて脳内地図を充実させる | シゴタノ!

    これは、首都高の地図です。 時間管理に失敗しがちな人というのは、極端に言うと、「この図を完全に頭に入れてから、首都高を走ろう」とするような人です。 首都高を日常で使うようになる人は、そんなことはしません。 まずとりあえず目的地まで車を走らせてから、必要に応じて確認のため、このような図を使うものです。例外的な人はいます。 今はカーナビという至極便利なものがありますから、「首都高デビュー」がずいぶんラクになってはいますが、時間管理はどうしても「カーナビ時代以前の首都高」みたいになりがちです。「地図」がないからです。 いきおい「カチッとした計画表をたて、ムダのないことを確認してから、その通りに行動するのが時間管理術」という考え方になるのでしょう。 そうして「でもその通りにできない自分はダメな人」というパターンに入り込みがちです。 「このパターンから脱するために、もっと綿密な計画を、もっと高機能な

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  • 意志力のマネジメント

    集中力が続きません、というお悩みはよくいただきます。 今回はその対策を考えます。 とくに最近は「グッドバイブス」の影響もあり、 人に何かを依頼されたらすぐそっちに集中して取り組んであげましょう! などという話をすることが […]

    意志力のマネジメント
  • 朝一番にその日の最短ルートとなる「今日のタスクリスト」を作るうえで欠かせない最初のステップ | シゴタノ!

    ※多摩川台公園にて 以下の記事で、朝一番にその日の最短ルートとなる「今日のタスクリスト」を作ることについて、その考え方とやり方を書きました。 » 朝一番に取りかかる順番を決めたら、可能な限りこの順番に沿って仕事を進めるのが最短ルートになる 毎朝、その日に予定しているタスクすべてに目を通し、取りかかる順番に並び替えるようにしています。このタスクリストに沿って、上から順に書かれているタスクを1つとして飛ばすことなく実行していくと、その結果は「その日に予定しているタスクすべてをその日のうちに終えるための最短ルート」になります。 このリストをきちんと作ることができた日は、きわめて快調に、ストレス少なめに仕事を進めることができます。 …が、予定が流動的だったり、優先順位が付けがたいタスクが多いと、このリストを作るのに手間取り、作る時間が惜しく感じられるようになります。 ベストな“打順”をあれこれ考え

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  • 「本気出せば1時間で終わる仕事なのに、2時間たってもまだ終わっていない」問題の原因と対策 | シゴタノ!

    シェアオフィスで休憩中に、同じくフリーランスの方と雑談していて、「気出せば1時間で終わる仕事なのに、2時間たってもまだ終わっていない」問題が話題にのぼりました。 今回はこの問題の原因を分析したうえで、その対策を考えてみます。 まず、「気出せば1時間で終わる仕事なのに、2時間たってもまだ終わっていない」問題とは、次のようなものです。 何をやればいいのかは分かっている 取りかかりさえすれば1時間で終わる でも、取りかかることなく「漂流」を続けてしまう ↓「漂流」問題については、以下の記事で詳しく書いています。 » 「漂流」の流れ着く先に

    「本気出せば1時間で終わる仕事なのに、2時間たってもまだ終わっていない」問題の原因と対策 | シゴタノ!
  • 考えなくても行動できるようになるための考え方 | シゴタノ!

    考えなくても行動できるようになる方法をいつも考えています。「考える仕事」が常にボトルネックになるからです。言い換えれば、「考える仕事」に可能な限りの時間とエネルギーを投入できる毎日を目指している、ということです。以下、それを実現するための考え方です(方法ではなく)。 「考える仕事」は最優先に、できれば頭の冴えている午前中に取り組みましょう。 …といったことがよく言われます。 でも、これは人によりけりで、午前中は頭がぼーっとしていて午後からでないとエンジンがかからない、という人もいるでしょうから、一概には言えません。 自分にとってベストな時間帯に取り組むのが良いわけです。 さらに考えを進めていくと、そもそも「考える仕事」が多すぎるのではないかという疑問にぶつかります。 「考える仕事」というのは、ここでは 様々な角度から検討し 複数のデータを比較し 図解やアウトライナーを駆使して形にしたうえで

    考えなくても行動できるようになるための考え方 | シゴタノ!
  • やりたくない理由を突き止めれば、やる気は必要なくなる | シゴタノ!

    だから夢遊病の症状が出ているときでも、湯を沸かしてお茶をいれることができる。眠ったままモーターボートを操縦したり、あるいは電気のこぎりで木を切ったあとベッドに戻ったというケースもあるが、一般的に、夢遊病患者は自分や他人に危険を及ぼすようなことはしない。眠っているときでも、危機を避ける能が働くのだ。 » 習慣の力 The Power of Habit[Kindle版] これは「夢遊病者」の話なので、一般の人に当てはまるはずもありませんが、なにをするにせよ習慣の力というものがこの上なく大事な一方、意志力だのやる気だのといったものがさほど役立たないということが、よくわかるというものでしょう。 「モーターボートを操縦」するとか「電気のこぎりで木を切る」といったことが必要になったとき、人が「でもめんどうくさいという気持ちに打ち勝てない」などといったりしますが、それは何か訴える先が間違っていると思わ

    やりたくない理由を突き止めれば、やる気は必要なくなる | シゴタノ!
  • 時間の使い方の記録を続けていると、速く前に進むことができる | シゴタノ!

    お金の使い方の記録を続けていると、早くお金が貯まるのと同様に、時間の使い方の記録を続けていると、速く前に進むことができる、と考えています。「時間あたりのできること」が増えることで、結果としてスピードがアップするからです。 僕の考える、タスク管理を通して目指すところは以下の5点です。 自身のタスク遂行能力を実績記録をもとに数値で把握し、 これに基づいて実行可能な計画を立て、 不安を最小限に抑え込んだ状態を作ったうえで、 巡航速度(経済速度)でタスクを遂行していき、 これを習慣として定着させること これらが実現できていれば、やる気や集中力にことさらに頼らなくても、コンディションが最高のときも普通のときも最悪のときも、いつでも同じように実行できるようになると考えています。 そのための第一歩が、何にどれぐらいの時間を使っているのかを記録することです。 記録からスタートする ドラッカーの『プロフェッ

    時間の使い方の記録を続けていると、速く前に進むことができる | シゴタノ!
  • 始めることが最も痛みの少ない苦痛なのだ | シゴタノ!

    昨年、『人間は自分が考えているような人間になる』というを夢中になって読みふけっていました。多くの示唆と前に進むための後押しが得られました。 中でも心に突き刺さった一文は以下。 自分が望んでいるにもかかわらず実行せずにいることを、正当化する口実などありはしない。(p.181) さらに畳みかけます。 すなわち、が書けないだとか絵が描けないだとかのロ実を設けるのは、感動的なを書けない、素晴らしい絵を描けないということの言い訳になるのだ。 ともすると、素晴らしい成果をあげるために必要な努力や苦痛などよりも、うまいロ実を設けるのに費やした努力と無力感からくる苦しみのほうが、ずっと多くなりがちなのである。(p.201) ふと、ブラックマヨネーズ(お笑い芸人)の初期のコントが思い出されます。 相方に悩み相談をしつつ、「ほな、こうしたらええんちゃう?」という提案を一つ受けるたびに「でもなぁ~」と、そ

    始めることが最も痛みの少ない苦痛なのだ | シゴタノ!
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