2006年09月26日22:31 サレジオ首切り事件精神鑑定書 『心にナイフをしのばせて』奥野修司というサレジオ高校首切り事件をあつかった本が話題になっているそうで、当データベースの高校生首切り殺人事件にも多くの方が来るようになったので、読んでみました。 この本にはどうもいろいろ問題があるように感じるのですが、その最大のものは精神鑑定書の引用のやり方が著者の意図に合わせた恣意的、それもかなり悪質なものではないかと思える点です。 精神鑑定書の被疑者少年と鑑定人との対話部分の全文をアップしましたのでまず一読してから以下の文章をご覧ください。 この本は精神鑑定書の一部だけを引用することによって少年を怪物に見せようとする意図があるのでないかと感じさせます。 たとえば、 「百%ありえない。一般の場合でも、一切は過去の人間に関連して生じるのだから。」 というのは、その前段の 〈君は犯罪をどう説明したい
![サレジオ首切り事件精神鑑定書 : 少年犯罪データベースドア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/da78a05937633f7a2b4b2219826151c370cd607b/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fparts.blog.livedoor.jp%2Fimg%2Fusr%2Fcmn%2Fogp_image%2Flivedoor.png)