開発技法、プロセス、プラクティスが期待通りの効果を出す場合には、何らかの前提があることがほとんどだ。 その前提と技法、プロセス、プラクティスをセットにして考えると、さらなる改善や横展開につながると考えている。私の専門分野の1つであるエンピリカルソフトウェア工学では、前提をコンテキストと呼び、その記述とともに結果や結論を述べるよう推奨されている。 コンテキストは、ある結論(たとえばある技法が非常によい効果をもたらした)に対して、その原因、前提を考えることにより明らかになる。「組込みだから」「社内システムだから」「40代男性だから」等、思いつくままに定義すると的外れになることが多い。 具体的なコンテキストを抽出するシステマチックな方法は存在しないが、たとえば、他プロジェクトへの展開や次に活かそうとしたときに、前提がそろっているかどうかを考えると、いくつかが浮かんでくるだろう。 私はコンテキスト
昨日、XP祭り関西2011に参加してきました。IT系のイベントに参加するのはほぼ一年ぶり。 久々にお会いできた方々、初めてお会いする方々からたくさんの刺激を頂きました。 講演、ワークショップ、懇親会、そのどれもが充実していて参加することができて良かったです。 ■XPJUG関西のwiki → http://www.xpjug.jp/cgi-bin/main_wiki/wiki.cgi?page=%A3%D8%A3%D0%BA%D7%A4%EA%B4%D8%C0%BE%A3%B2%A3%B0%A3%B1%A3%B1 ■ツイッター → http://twitter.com/#search?q=%23xpjugkansai ■toggetter → http://togetter.com/li/94548 イベントの内容やまとめレポートは上記URLで見て頂くことにして、ここでは個人的な感想や学んだ
XPJUG関西のXP祭り関西2011に行ってきました。 XP祭り関西2011 - XPJUG関西wiki Togetter XP祭り関西2011 - Togetterまとめ XP祭り関西2011 井芹さん発表 - Togetterまとめ 私はAgileなプロジェクトなんてやったことありません。ほぼ全てのプロジェクトがバリバリのウォーターフォールで、多くは垂直落下式ウォーターフォール*1です。ですのでAgileには夢を見ています。Agileにすればみんな幸せになれる的な思考の持ち主です。今回は布教活動ネタを求めて参加しました。半分嘘で半分は本当です。結果を見ると、私の職場環境じゃAgileしないほうが良いっぽかったです。 これからの「アジャイル」の話をしよう アジャイルに関する理想と現実の狭間での実際の開発現場の情報。現実の話は参考になりますねー。参加人数の割にはみんな結構おとなしいなーと、
2011/01/29…この前の土曜日に…「XP祭り関西2011」に参加してきました。 #運営スタッフ、スピーカーの皆様、ありがとうございました。 ■基調講演:木下史彦/永和システムマネジメント 「これからの「アジャイル」の話をしよう――今を生き延びるための開発手法とスキル (関西バージョン)」 デブサミ2011のリハーサル(笑)とのことでしたが、やっぱり実際にアジャイルをがつがつやっている方のお話だったので良かったです。 #詳しい感想はデブサミ2011の後に書くつもりです。 ■ワークショップ:PFP関西 「アジャイルプロセス入門~朝会(あさかい)から始めるチームビルディング~」 TDD研究会も興味があったのですが、ワークショップの方へ参加してきました。 ワークショップのテーマの「朝会」は自分なりのノウハウや考え方を持っているものでしたが、ワークショップを通じて、改めて整理、深掘りができまし
昨年に続き、XP祭り関西2011に参加してきた。寒い日だったけれど会場はやる気ある人の熱気が感じられ、XP関係のイベントはどうしていつもこんなに雰囲気が明るいのかと不思議になる。他のソフトウェア関係のイベントとは雰囲気が少々異なるように思う。 XP祭り関西2011 - XPJUG関西wiki 初期費用ゼロ円という永和マネジメントシステムのサービスの話(木下史彦さん)や、大規模開発に向けたチケット駆動開発の話(あきぴーさん)、コンテキストの違いを面白おかしく説明してくれた話(森崎修司先生)も良かったけれど、今回は何と言ってもユニットテストに関する井芹洋輝さんの講演が素晴らしかったので、その内容を紹介したい。 以下、講演内容のメモより抜粋。 ユニットテストの使い方としては軽快なチェックが目的。リスクや不安を取り除き安心出来るまでテストを行う。 ユニットテスト利用の例 リファクタリング:テストで
_ XP祭り関西2011 XP祭り関西への参加は今年で3度目となるのですが、今回は細谷さんはじめXPJUG関西のスタッフのみなさんに呼んでいただいて、基調講演をさせていただきました。 こういった講演の場合、どうしても話が一方通行になってしまいがちですので、今回はオープン・ディスカッション形式 (通称マイケル・サンデルごっこ) を試してみました。私としては初の試みでしたが、アジャイルをやっていくなかでぶち当たる問題や課題は1つの正解が無いようなものも多く、こういったディスカッションは有効ではないかと感じています。 実は今回の話は私の中で裏テーマがあって、昨年のXP祭り関西のテーマ「アジャイルマインドを育もう」に対する私なりの考えを持って行くことです。西河さんの指摘がずっとひっかかっていて、「勇気」・「信頼」・「コミュニケーション」・「組織」・「ビジネス」といったよく分からない言葉を使わずに、
先週末、XP祭り関西2011にて「ユニットテストの保守性を作りこむ〜設計・実装の工夫で支えるテストの継続的活用〜」と題した講演をさせて頂きました。 今回は内容として、ユニットテストをより継続活用するためテストの実装とテスト設計の工夫でユニットテストの保守性を高めていく、という話を取り上げさせて頂いています。 ユニットテストの保守性を作りこむ, xpjugkansai2011View more presentations from H Iseri. ※PDF版 今回は、直前にJaSST'11 Tokyoで登壇機会(残務処理が終わり次第報告したいと思います)があり、また仕事も急がしいままという状況が重なって準備でしんどい思いをしましたが、何とか無事に終わりかなり安堵しています。 登壇者として声をかけて頂いた細谷さんや、すばらしいイベントを作り上げているXPJUG関西の方々に深くお礼申し上げます
【公開】XP祭り関西2011講演資料「Agile開発のスケールアップ~Agile2.0を支えるチケット駆動開発」 #xpjugkansai 【1】先日、著者の長谷川さんと橘高さんから「アーキテクチャ中心設計手法」を献本して頂いた。 ありがとうございます。 本の内容は、アーキテクチャ中心設計手法(ACDM)に関する解説で、本邦初とのこと。 似たような本として「実践ソフトウェアアーキテクチャ」もある。 今回の発表では、自分が大規模プロジェクトの一つのチームリーダーとして、プロジェクト全体の中でどのように動いたら良かったのか、そして、プロジェクト全体をどのように率いればよいのか、を色々考えてみたことを入れている。 今後は、アジャイル開発をブラッシュアップする技術として、チケット駆動開発がもたらしたワークフロー・トレーサビリティ・自動集計のような機能だけでなく、アーキテクチャ設計やテスト管理の観点
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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