日経BPコンサルティング 相川 多佳子 2010年、スマートフォンを取り巻く状況は大きく変わった。主要キャリア、メーカー各社から主力製品が出揃い、ユーザーの選択の幅は大きく広がった。また、従来の携帯電話にあって、これまでのスマートフォンにはなかった機能などを備えてさらに高機能化した新機種が続々と発表されている。 トレンド・サーベイでは、2010年2月にスマートフォン利用実態調査を実施した。昨年に続いて第2回の実施となる。スマートフォンの保有状況、主要キャリアやメーカー、ブランドへのイメージなどを日経BPコンサルティングが保有する調査モニター9907人に尋ねた。この1年でどのような変化があったのか、昨年との比較も交えながら紹介する。 個人名義のスマートフォン保有率は11.9%から16.7%に上昇 今回の回答者のなかで、「自分名義のスマートフォンを持っている」と回答したのは16.7%、「会社名